厚生労働省は、5歳から11歳用の新型コロナワクチンを 3回接種した11歳の男の子が死亡したと発表しました。 小 児用ワクチンを接種した後の死亡の報告は2例目です。

厚生労働省によりますと、 11歳の男の子は先月19日に5 歳から11歳用のファイザー製ワクチンの3回目の接種をし ました。

翌日に発熱してけいれんを起こし、 その4日後に死亡し ました。

死因は多臓器不全で、 敗血症や急性脳症の症状があった ということです。

男の子には熱性けいれんなどの既往歴があり、 喘息(ぜ んそく)の薬などを服用していました。

7日に開かれた厚労省の専門部会は、 「情報不足などに よりワクチンと死亡の因果関係は評価できない」としてい ます。