アドラー心理学で自分を知り
新しい『わたし』を発見
活き活きママを応援します
Kumi♪です。
たくさんのブログの中から、
私のブログを読んでくださり、
本当にありがとうございます
あれから8年になるのですね。
当たり前の日常が
どれほど大切か
あの時ほど
強く感じたことは
ありませんでした。
自然の力の前では
人間は本当に無力。
どうすることもできないと
改めて
思い知らされました。
ママ友も仙台市内に
住んでいました。
やっと連絡が取れたのは
一週間後でした。
息子と同級生で
我が家と同じひとりっ子。
幸いご家族3人とも
無事でした。
ライフラインは全部止まったが
電気だけがやっとついた。
水は戦争中のように配給制で
タンクを持って並ぶ。
家の中はぐちゃぐちゃで
テレビがつかないので
周辺の地域が
どうなっているか
わからない。
余震が何回も続き
船酔いしたように気分が悪い。
とおっしゃっていました。
たまたま転勤した先での被災。
3年後にこちらに
戻って来られたときは
心から再会を喜びました。
私は助けてあげたくても
何もできませんでした。
私にできたことといえば
いつも通りに生活し
野菜などの食品を
特に東北産のものを買うことや
不要な電気は消すこと
水や電池を買いだめしないことなど
それぐらいしかできませんでした。
あの時からいつも考えています。
何かあった時
私に何ができるのかと。
日本では今後30年以内に
M7以上の大地震が来る確率は
90%以上という予想。
今度は私が被災するかもしれない。
そして決めました。
その時
もし生き残ることができたら
辛く悲しい人達の想いに
心を寄せることができる
人になりたい。
それが
私が心理学やカウンセリングを
学ぶもう一つの理由です。
これから何年もかけて
勇気づけやカウンセリングが
できる人達が増えれば
カウンセリングが文化として
日本に根ずきカウンセラーは
いらなくなるでしょう。
辛く悲しい出来事が起きても
みんなが心を寄せ合って
乗り越えられるはずです。
想像してみてください。
この日本で
想いやりに溢れた優しい国
優しい社会を作っていけたら
どんなに住み良い国になるか。
それにはまず
お母さん達のチカラが
必要なのです。
母から子へ
子から子へ…
人が人を想いやる心を
伝えていく。
お母さん達は
世の中を変えることが出来ると
私は信じています
イラスト 田中早苗