腹腔鏡下膣式子宮全摘術 ~入院当日~ | 雨のち快晴 ~新しい私へ~

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2018年秋に受けた子宮鏡下子宮内膜掻爬術と、その後の子宮内膜異型増殖症(前ガン状態)との診断による、冬に受けた腹腔鏡下膣式子宮全摘出術について、記憶を辿りつつ綴ります。

2018年12月20日(木)、いよいよ入院当日です。
9月にも入院しているので、勝手は分かっていますウインク
でも、今回は全身麻酔の手術。ちょっと気持ちが違いました。

朝、10時に入院受付へ。この日も主人が仕事を休んで病院まで車で送ってくれました。

入院受付で手続きを済ませると、病棟から看護師さんがお迎えに来られました。後について病棟まで。

この時期はインフルエンザ感染予防のため、面会者は病室へは入れなくなっていました。そのため、今回も主人は談話コーナーで待機。
私は看護師さんに荷物を半分持ってもらい、病室まで。

こちらでは、全身麻酔の手術後はしばらく個室に入ることになっているとのことで、初日はどうしますか?と聞かれたのですが、気を遣わずにゆっくり過ごしたかったので、退院までずっと個室を希望しました。
1日6,000円ほど、部屋代が別途加算されますが、大部屋で他の人に気を遣いながら過ごすのはちょっと…。

結果、個室にしてもらって正解でした。

術前の説明を主治医の先生から聞く予定が、午後1時半過ぎになると言われ、私はお昼ごはんが出ますが、主人はないから、時間潰しも兼ねて外で食べてきてもらうことに。

この時点でまだ10時半。お昼まで、更に術前の説明まで、まだまだです。
とりあえず、荷物を開けて使いやすいように収納したりしました。

すると、看護師さんが下剤を持って登場。コップ一杯の水に液体の薬を15滴落として飲むタイプでした。味はほんのり薬っぽい感じですがほとんど分かりませんでした。

そのあとも時々看護師さんが来られて、転倒防止の注意点を書いたパンフレットや、入院中の治療方針、予定一覧などを次々と渡してもらいました。
それらをじっくり読みながら時間潰し。

ようやくのお昼ごはんのあと、1時過ぎに主人が戻ってきました。しばらく談話コーナーで話し、1時半前に説明に呼ばれました。

病棟内のカンファレンス室で、主治医の先生より説明。

腹腔鏡手術について、おへそとその下、更にその両脇の計4ヶ所に穴を開けること。
おへそからカメラ(内視鏡)、他のところからは鉗子などの器具を入れる。
傷口は1~2㎝ほどになる。
などなど、ちょっと思い出し切れないほどの説明を受け、同意書に次々とサインしました。

おへそからカメラ~の部分はかなり具体的だったので、主人は少し怯えてました。私は覚悟していたから平気でしたが。

説明が終わったら、あとは特に何もないので、主人には帰ってもらいました。

病室に戻り、パジャマに着替えてしばらくすると、おへその掃除します!と看護師さんが。
ベッドに仰向けになって、おへそにオイルを垂らし、めん棒でグリグリされました。
私は普段から月に1回、自分でも掃除してるんですが、看護師さんから「あら、キレイなおへそ!」と褒めてもらいましたてへぺろ

おへその掃除が済んだらいつでもシャワーに行ってもいいと言われたので、早速行こうとしたら、麻酔科の先生が!若い男性の先生でした。
全身麻酔についての説明に来られました。
説明を聞いて、同意書にサイン。
何か質問はありますか?と聞かれたので、9月に下半身麻酔で内膜掻爬を受けた時に寒さが半端なくて、術中に震えが止まらなかったことを話しておきました。
麻酔のせいかどうかは分からないけど、寒くないように努力しますね、と言って帰って行かれました。

ということで、シャワーです。
しばらく入れないだろうから、念入りに身体を洗い、念入りにシャンプーしました。

病室に帰ってからはまた暇…。
こんなこともあろうかと、年賀状を書く準備をしていたので、テーブルに広げて作業開始。
一度だけ血圧測定に来られただけで、邪魔も入らず、かなりはかどりました。

晩ごはんが6時。そのあと、お昼前に飲んだ下剤の効果か、お通じが。
みなさんがよく言われる、ゲリラライブとまではいきませんでしたが、寝るまでに3回でした。

9時の消灯時間まで年賀状書きに専念しました。

翌日は朝9時より、腹腔鏡下子宮全摘術です。
寝る前くらいから、だんだん緊張が高まってきました。

手術に向けて、しっかり寝ておかなきゃと思いましたが、やっぱり夜中に何度も目が覚めてしまい、ちょっと寝不足気味で朝を迎えることになりました。