術前検査 | 雨のち快晴 ~新しい私へ~

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2018年秋に受けた子宮鏡下子宮内膜掻爬術と、その後の子宮内膜異型増殖症(前ガン状態)との診断による、冬に受けた腹腔鏡下膣式子宮全摘出術について、記憶を辿りつつ綴ります。

2018年11月26日(月)、術前検査の日です。

この日は一旦2階の婦人科外来へ。診察室に呼ばれる前に、待ち合いにある身長計に乗るように指示されました。乗ったら、身長と体重が一度に測れるものです。

そして血圧測定。自分で輪っかに腕を突っ込んでボタンを押すタイプ。私、これだとかなり高めに出てしまうんです。この日もやはり、上が140を超えてびっくり。後で看護師さんが手動のタイプで測ってくれましたが、そこでは125くらいでした。

そのあと診察室に呼ばれ、先生に会いました。体調を聞かれ、検査の流れをざっと説明され、「じゃあ、色々あるけど頑張ってきてねパー」と、笑顔で送り出されました。

1階に降りて、まずは採血と採尿。これは何度も経験済みなので、問題なくクリア。

次はレントゲン。最初に口腔外科に出すための歯のレントゲン。何のためかは後で書きますが、前歯でプラスチックのパイプみたいなものを噛んで、イーの口にして撮りました。そのまま胸部レントゲンへ。面倒がないようにブラトップを着て行ったので、薄目のニットも着たままでOKでした。

そして、心電図。これも前回内膜掻爬術の前にやったので、難なくクリア。

続いては、肺機能検査。初めてでした。昔やった、肺活量を測るのに似た感じ。機械につながったホースのついたマスクみたいなのを口に当て、検査技師さんの言われるとおりに吸ったり吐いたりします。

最初は普通だったのですが、いきなり事件が。
「吸って~、吐いて~、吸って~、吐いて~、ハイ、吸って吸って吸って吸って吸って吸って吸って、ハイ、一気に吐く~~~~~~」
思わず吹き出してしまい、やり直しに。だって、急に技師さんの声が大きくなって、吸って吸って吸って吸って…のところで身体を揺らしてリズムを取る感じだったから、なんだかおかしくて。我慢できませんでした。でも、技師さんはいたって無表情で、「笑っちゃだめです。はい、もう一度」って。
これはつらかったです。

このあと、口腔外科へ。
手術中は全身麻酔なので、気管に管を入れて呼吸を助けるそう。その管を抜く時に、まれに歯が欠けたりすることがあるらしく、それを防ぐためにマウスピースを作ってくるように、と婦人科で指示をされていました。また、口の中をキレイにしておくことで、管を入れたり抜いたりする際の細菌感染を防ぐとのこと。

歯医者さんに行ったのは、10年ほど前に親不知が痛くて我慢できず、診てもらったのが最後。基本、歯医者さんはニガテです。

早速歯科医師さんによる口の中のチェック。先程撮ってきたレントゲン画像を見ながら、歯並びがあまり良くないことを指摘されました。ハイ、分かってます。しっかり歯みがきはできていると褒めてもらいました。でも、歯石が少し付いているから、手術までにキレイに取りましょう、と。
それから歯科衛生士さんにマウスピースを作るための型を取ってもらいました。金具を上顎の大きさに調整したものに、粘土のようなものをくっつけて、上顎にはめて歯を噛み合わせると、上の歯にめり込んで型が取れる。…全然分からないですね。説明が難しいです。

口をゆすいで、口の中に残った粘土のカスを吐き出して、終了です。出来上がったマウスピースは、入院する日(手術前日)に装着してみて微調整するそうです。

歯石除去の日を予約して、この日の検査は全て終了しました。

術前検査の結果を聞くための次の受診は、12月10日(月)。この日に手術日も確定します。