朝、5時半に目が覚めました。緊張で眠れない、ということは全くなくて、4人部屋に1人っきりだったからか、静かでぐっすり眠れました

前日夜9時から絶食で、当日朝6時から絶飲食だったので、起きた時にはもうお腹が空いていて…。6時までにポカリをコップに2杯飲みました。
6時過ぎに検温と血圧測定に来られ、9時からの手術なので、8時半くらいまでに術着に着替えて待っているように言われました。
歯を磨いて顔を洗って、化粧水と乳液だけつけて、身仕度終了。
この日は主人が仕事を休んで来てくれます。8時半くらいに到着するというので、それまでに術着に着替えておくことに。膝下の短い浴衣みたいな形で、2ヶ所を紐で止めるだけ。手術室に行くまでにほどけてしまわないか、心配でした。術着の下はパンツ1枚だけ。ちょっと寒い

あ、余談ですが…。弾性ストッキングも着用するようにと渡されていましたが、履いてみるとブカブカで。あれ、もっとピッチリしていて履きにくいものだと思ってましたが、今回のは膝下から足首までの薄い腹巻きみたいなもの。これは意味があったんでしょうか?
主人が到着、面会時間(13時~19時)外のため病室まで来られず、談話コーナーで談話。私より緊張しているみたいでした

8時55分に手術室に向けて出発するとのことだったので、貴重品を主人に預け、一旦病室へ。55分ちょうどに看護師さんがお迎えに来られました。
これから看護師さんと歩いて手術室へ。
病棟を出て、主人のいる談話コーナーへ。主人は手術が終わるまでここで待機のため、「じゃあ、行ってきます」と笑顔で手を振り
、廊下を進む。

同じ階にある手術室入り口の大きなドアを抜け、手術受付へ。ここで手術担当の看護師さんたちにバトンタッチ。名前を聞かれ、腕に付けたネームバンドのバーコードを小さな端末機で読み取られ、これから受ける手術内容を簡単に聞かれました。それから頭に不織布でできたシャワーキャップのようなものを被せられました。
看護師さんたちはみんなにこやかで、それだけでかなり安心して落ち着けました。
そしていよいよ手術室へ。全部で7部屋あるらしく、私が通されたのは一番手前にある部屋でした。
第一印象は「寒い
」

ドラマで見たような、ザ・手術室という感じ。
そしてなぜか宇多田ヒカルの初期のアルバムが流れてる

ベッドに横になるように言われ、寝転ぶと、敷いてあるマットがポカポカ温かい

眼鏡を外され、「後で病室まで届けておきますね」とのこと。裸眼で0.08しかない私は、ここからぼんやりとしか見えませんでした。
主治医の先生が登場し、「それでは始めますね~」と。
そこから左腕に点滴され、いよいよ麻酔。術着を半分脱がされ、横向きになって海老のように背中を丸める。腰のあたりからチクリと針が入る感じ。緊張していないつもりでしたが、ここがピーク
この時点で心臓が一番バクバクしていました。

胸に心電図のパッドを付けられ、左手の指先に酸素濃度を測る器具を付けられ、右腕には血圧計をまかれ。されるがまま。
しばらくしたら、足が痺れるような感覚が。看護師さんが触っているみたいだけど何も感じず。そのうちみぞおちの辺りまで痺れたような感じに。
足元の様子は全く見えなかったけれど、もう手術準備は始まっているみたい。いつ下着を脱がされたのか、足はどうなっているのか、全然分かりませんでした。
先生が「では、これから膣からカメラと器具を入れて、内膜を剥がしていきますね~」と声をかけてくださったので、「あ、今からなんだな」と思ったくらい。
麻酔の効き方によっては、お腹の中で違和感を感じたり、ちょっと痛みがあったりするらしいですが、私は全く何も感じませんでした。
長くなったので、その②に続きます
