北朝鮮との水面下外交 | 舛添要一オフィシャルブログ Powered by Ameba

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 15年前、小泉首相が訪朝し、金正日総書記と会談し、拉致被害者一部の帰国を実現させた。その直前に、私がコメントした内容が以下の文章である。

 

「小泉首相が、9月17日に北朝鮮を訪ね、金正日総書記と首脳会談することが決まった。昨年来の水面下での外交努力が実ったと言えるが、リスクもまた大きい。金大中大統領の太陽政策の持つリスクと同様である。しかし局面打開の一つの転機になる可能性はある。拉致された11人の日本人を取り返すことがなければ国交樹立はありえないという原則に忠実に、焦らず、功を狙わず、腰を据えた外交を展開することを総理に望みたい(2002年9月2日)。」

 

 当時と比較して、(1)水面下の外交が行われているのかどうか。(2)「対話と圧力」の双方を使っているのかどうか。いろいろと疑問がわいてくる。