解散総選挙に関する舛添発言(6):9月27日〜9月28日 | 舛添要一オフィシャルブログ Powered by Ameba

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9月27日:小池と知事は、衆院選の候補者を集めるため、7月に当選した「都民ファーストの会」や民進党の都議を「希望の党」の候補に鞍替えさせるという。都政軽視、酷すぎる。国政改革どころか都政改革もゼロだ。都民を愚弄するものである。総理への野心のためには何でもあり。都政は踏み台にすぎない。

9月27日:今が良ければという小池都知事の刹那主義:豊洲も築地も五輪も都市整備も待機児童も行き詰まり、都知事職に嫌気がさしてきた。このまま都庁にいても先の芽がないと判断。真に都民のためになる地道な行政と人気取りのパフォーマンスとは対極にある。5日に都議会終了後、都政を棄て衆院選出馬へ。

 

9月28日:小池都知事の計算:都知事辞任後、後継者として忠実な候補を立てる模様。石原慎太郎元知事や私が小池都政下で豊洲問題などで責任を追及されたが、その二の舞になるのを避けようとしている。豊洲問題、五輪施設整備、社会保障などで、小池都政同様な停滞が続くのはまっぴら御免だ。

928日:今、衆議院が解散された。10月10日(火)公示、22日(日)投票。これから何が起こるか分からないが、国家百年の大計を掲げて選挙戦を戦うべきだ。ポピュリズムの誘惑に負けてはならない。2009年夏「政権交代」のスローガンで権力を掌握した民主党政権の「成果」を思い起こしたほうがよい。

928日:民進党は午後、修羅場となる。前原代表の案が認められても、分裂・解体は必至。にわか作りの新党、野合集団で、北朝鮮危機に対応できるのか。危機管理能力を欠如した民主党政権が、3・11の未曾有の危機に適切に対応できなかったことを忘れてはならない。

9月28日:ポピュリズムの波に乗って統治能力のない集団が政権を握った場合、喜ぶのは北朝鮮の金正恩だ。厳しさを増す国際環境の中で、人気のみで当選する政治家では、日本国民の生命と財産を守り抜くことは不可能。掲げた政策をご都合主義で弊履のように捨て去る小池都知事のような政治家には信を置けない。

9月28日:衆院選は10月10日に公示。この日は朝鮮労働党創立記念日、金正恩がさらなる挑発行動に出る可能性がある。今日から投票日まで衆議院議員はいないので、国権の最高機関は参議院のみである。緊急集会などで何時でも対応できる体制を整えておかねばならない。北朝鮮の暴挙を許してはならない。