2024年5月8日(水)曇り時々晴れ
昨夜は雨が降っていましたが、今朝には止んで今日は一日曇り空。時々日が射すこともありましたが、あまり気温は上がりませんでした。
ゴールデンウィーク後半の4連休、5月3日は映画と長居植物園のバラ園、5月4日は滋賀県の伊吹山でハイキング、5月5日は、京都府長岡京市での散策と「たけのこ会席」の昼食を楽しみました。
たけのこ好きの嫁さんが「たけのこの刺身を食べたい!」と常々言っていて、色々調べた結果、この時期にしか食べられない「たけのこの刺身」を食べに、5月5日は京都府長岡京市にある老舗料亭「錦水亭」に行ってきました。
「錦水亭」は、インバウンド向けの政府広報にも取り上げられています。
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3月下旬から5月中旬ごろ、おもに京都府長岡京市を中心とするエリアで採れるタケノコは“京たけのこ”と呼ばれ、高級食材として知られる。1881年、長岡京市の長岡天満宮に隣接する八条ケ池のほとりに創業し、季節の京料理を提供している料亭・錦水亭は、食材となるタケノコの栽培から手掛けている。
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「錦水亭」は、長岡天満宮に隣接する八条ケ池に面していますので(ほぼ長岡天満宮の敷地内)、阪急京都線「長岡天神駅」から徒歩で10分ぐらいです。
とりあえず「長岡天満宮」へ向かいました。
予約まで1時間少しありましたので、付近を散策するためシェアサイクルを借りました。30分130円。(シェアサイクルのステーションが長岡天満宮境内にありました)
自転車で10分ほどの場所に、牡丹が有名な「大慈山 乙訓寺」(だいじざん おとくにでら)があります。4月中旬から下旬頃には、約30種2,000株の牡丹が見ごろを迎えるとの事です。残念ながらこの日はもう牡丹の時期は過ぎていましたが、国指定重要文化財の「毘沙門天立像」と、令和4年11月に新たに国重要文化財指定を受けた「木造十一面観音立像」の2体が同時に特別公開されていました。「木造十一面観音立像」の解体修理の際に、仏像内に納められていた古文書から、”日本最古の一日造立仏(一日で彫り上げられた仏像)”であることが明らかになったとの事です。
乙訓寺は京都最古とされる広隆寺(603年創建)と同時期の創建です。寺伝では、推古天皇の勅願を受けた聖徳太子が開いたと伝わります。弘仁2年(811)、弘法大師(空海)が嵯峨天皇から任命されて、乙訓寺の別当を務めました。翌年には、伝教大師(最澄)が乙訓寺を訪れ、空海と密教についての法論を交わしたと記録が残っています。(長岡京市ウエブサイトより)
どちらかと言えば小さなお寺ですが、京都には何気にものすごく古いお寺がたくさんありますね。
「木造十一面観音立像」と「木造毘沙門天立像」の特別公開、拝観料は1000円とちょっとお高いですが、立派なパンフレットが付いていました。(写真は裏表)
「木造十一面観音立像」は、手で触れるほど(触っちゃだめですが)間近で見ることが出来ました。(5月6日で終了しています。)
1時間ほどで長岡天満宮にもどり、自転車を返却。「錦水亭」に向かいました。
長岡天満宮の境内から続いている庭園に数寄屋づくりのお座敷が点在しています。
4人以上であれば、個室のお座敷を予約できるそうですが、夫婦2人だったので、個室ではないテーブル席の窓際に案内されました。
八条ケ池に面した席からは、天満宮の鳥居が見えます。
春には自家藪から朝堀りした筍を使った筍づくしの会席料理をいただけます。
もちろん、たけのこづくし会席を予約していました。
ちなみに、夏・秋・冬には厳選された旬の素材を使った京料理を楽しめるそうです。
木の芽和え
のこ造り(筍のお刺身、これが食べたかった。)。えぐみは全くありません。
若竹すまし汁。お出汁が絶品。
じきたけ(この時期にとれた筍をたっぷりの出汁で炊いています。)
太めの筍を、丸かじりします。
筍寿司
焼竹
皮をめくると、中から醤油で味付けした焼いたたけのこ。香ばしい。
むしたけ
てんぷら(抹茶とエビとプレーン?)
あ、酢の物の写真を撮り忘れた。酢の物苦手なんです。
のこめし(たけのこご飯)
水物
めちゃ美味しかったです。メニューにお肉やお魚は全くありませんが、おなか一杯になりました。ビーガンでもOK?あ、出汁はカツオを使ってるか(笑)。
↓ここで食べました。
八条ケ池
食後は、長岡天満宮にお参りしました。
秋には紅葉がきれいでしょうね。
新緑のモミジもきれいです。
八条ヶ池「水上橋」
おわり。
SONY α6700
TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD
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