上位2パーセントの成功者が本当にしていること | 宇則齋志林

宇則齋志林

トリの優雅な日常

おはようございます。

世界的な社交組織、MONSA会員のトリです(モンサは、全人口における下位2パーセントの知能指数の人だけが入れる組織です)。

 

本屋に行くと、性懲りもなく『上位2パーセントの成功者がやっている習慣術』みたいな本が売られている。

こういう本を買うと「上位2パーセント」に入れるかもしれない、という期待を抱かせるのだろう。

ほとんど詐欺である。

 

例えば、高校で同じ学年の子が100人いたとして、学年で一番と二番の成績の子がやっていることを、あなたはマネできるんですか。

マラソン大会に100人走ったとして、一位と二位の人がやっているような練習を、あなたは出来るんですか。

同様に、社会的成功者の内、上位2パーセントの人がやっていることなんて、全く参考にならないはずだ。

 

ああいう本には、「整理してメモを取る」とか「人の話を真剣に聞く」みたいな、どうでもいいアドバイスが満載なのだが、そういうことを全てやっても、あなたは上位2パーセントには入れない。

なぜなら、上位2パーセントの人たちが本当にやっているのは、そういうことではないかもしれないからだ。

 

例えば、とある成功者を成功に導いたのが「ウンコした後、絶対に手を洗わない習慣」だとしたら、どうしますか。

そんなバカな、と言われるかもしれないが、あり得る話だ。

上位2パーセントに入るためには、常識的なことをやっていては無理だからだ。

 

上位2パーセントに入るような成功者は、用心深い人が多いだろうから、いつ何どきでも言い訳ができるように、「リンダ」という名前の女としか付き合わない、という者もあるだろう。

そもそも、日本に住んでいて、「リンダ」と知り合う可能性は、限りなく低い。

 

このように、我々は既に、上位2パーセントへの道を閉ざされているのだ。

 

『論語』にも、

「上智と下愚は移らず」(陽貨)

と、言われている。

 


※久しぶりに、子曰く「ゲロゲーロ」。
※子の性と道とを言ふは、得て聞くべからず。