おはようございます。

独自の理論によって最強の健康法を創出した、トレーナーのトリです(自分自身は未病、もしくは健康未満の状態です)。

 

少し前、ぼんやりニュースを見ていたら、AIの使い過ぎで身体を壊したという人が紹介されていた。

常に更新されるAIの情報にキャッチアップするために、リソースを割きすぎて、体調不良になったというのだ。

私自身、ネット検索をして一番上に出てくる「AIによる回答」を見る以外、ほとんど使用したことがないので、AIについて何も知らない。

 

何も知らないから、何かを言う資格はないかもしれないが、感想を言わせてもらえば「本末転倒」だと思う。

便利に、楽をするために使っている道具に翻弄されるとは、不便極まりない。

こういうのは、あれと同じだ。

 

サルが来る木のウロにピーナツを入れておくと、サルが来て豆をつかむ。

手に一杯握りしめて、穴から抜こうとするとこぶしがつっかえて抜けなくなり、捕獲できる。

逃げようと思えば、手を離せばいいのだが、サルはあくまでも豆に固執して、手を離さないから、捕獲されてしまう。

 

健康を害するなと思った時点で、AIの使用をやめるか制限すればいいのに、とことん使い倒してばったり倒れてしまう。

こういう人に、つける薬があるのだろうか。

 

ちなみに、巷では、多くの健康法が出回っている。

それこそ、AIにでも聞いてみると、詳細に教えてくれるだろう。

しかし、あちらを立てればこちらが立たぬ、という事態が、健康法にも起きている。

 

例えば、身体によいお茶や水を飲む、という健康法がある。

昔であれば、ガラス瓶に入って売られていたが、今は9割以上がペットボトルである。

このボトルが問題になる。

 

ペットボトルとは、「AIによる解答」では「ペットボトルとは、石油から作られるプラスチックの一種「ポリエチレンテレフタラート(PET)」を材料にした容器」なのだそうな。

つまり、プラスチックだから、少しずつ中の水に溶けだしている。

それを飲むことで、身体によいはずの水が、身体を損ねるもととなる。

 

同じことが、海洋マイクロプラスチックの問題として、取りざたされている。

魚介類を食べると、魚介類が呑み込んだプラスチックも一緒に摂ってしまうため、身体に悪い。

焼き魚や煮魚にすればマシだそうだが、刺身など生で食べると、プラスチックを全部丸ごと体内に取り入れてしまうことになる。

同様に、コーヒーフィルター、紅茶のティーバッグ、お菓子の袋なども、全部だめである。

 

では、魚を食べなければ、コーヒー紅茶お菓子をやめればいいのかというと、さにあらず。

AIの回答によれば、空気中にもマイクロプラスチックが漂っており、息をするだけでそれを取り込んでいるという。

それにより「異物として体内に留まることで、細胞へのダメージや慢性的な低度炎症、免疫系・内分泌系への影響が指摘されています」のだそうな。

 

以前の記事で、「呼吸法が良い」というようなことを書いたが、撤回する必要がある。

息をすればするほど、プラスチックを余計に取り込むことになるからだ。

できれば有酸素運動もしないほうがいい。

 

だから、これからの時代、昔のような感覚で「この健康法が良い」とは言えなくなっている。

健康のために魚を食べても、シリカだかミネラルだかの水を飲んでも、体に悪影響が及ぶ。

マイクロプラスチックの影響の少ない健康情報を集めようとして、AIを使いまくっていると、そのせいで精神疾患を招くこともあるだろう。

 

だから、ここでもサルをやめる必要がある。

健康というピーナッツを、手放せばいいのだ。

そうすると、気持ちが楽になり、生きられるだけ生きていればそれでよいという心境になる。

 

いや、「健康寿命」が大事だ、という意見もあるだろう。

だから、四毒を抜き、日々動ける身体を作って行くのだという人も多いだろう。

しかし、諦めの範囲は広い方が良い。

 

生きられるだけ生きればいい、そして、健康寿命も、健康でいられるだけいられたらいい、という具合にしていかなくてはならない。

そう、明日死んでもいいというのが、最も適当な悟りである。

実際に明日死んでも困るのだが、困るのは周囲の人で、自分ではない、という見方もある。

 

この世の事象は、すべて陰陽で成り立っていて、例外はない。

それはもう、借金の利息のように、きっちり回収される。

だから、あるものが便利になればなるだけ、別のところが不便になるのである。

 

AIで無料で多くの健康情報が収集できるようになった今、同時に、そのどれもまるきり役に立たない世界になっているのである。

八方ふさがりである。

でも、八方ふさがりなんだったら、そのど真ん中でゆっくり座っていればいいんじゃないだろうか。

 

ツァラトゥストリはこう言った。

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※ど真ん中で、ごろ寝するという手もあります。