ギリシャ、ローマの数字 | 宇則齋志林

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トリの優雅な日常

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おはようございます。
2a×a=0
が二次方程式だということを知らなかったトリ。
周りの大人たちから「お前は数学が出来ない」と言われ続けた結果だ(お勉強しなかった結果でもある)。
(※お母さんたちへ。この例からもわかる通り、お子さんがどんなにお勉強ができなくても、「あんたは○○が出来ない」と言ってはならない)

さて、そこで素朴な疑問がある。
我々は普通にアラビア数字を使って、特に問題なく計算をしているが、数学の元祖的なピタゴラスさんとかアルキメデスさんとかは、一体どうやって数字を用いていたのだろうか。
ちなみに、ローマ数字は、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳというようなもので、1、5、10、50、100、500、1000に対応するのが、Ⅰ、Ⅴ、Ⅹ、Ⅼ、Ⅽ、Ⅾ、Ⅿで、2019年ならⅡⅯⅩⅨとなり、恐ろしく迂遠である。
ギリシャ数字は、アッティカ式とイオニア式というのがあり、まるで建築のようだが、
∆とかτκξというようなもはや何だか分からない記号である。
我々に馴染みがないだけで、アルキメデスさんたちは、それで事足りていたのである。
日本にも、和算というのがあり、ニ千十九のような表記できちんと計算をしていた。

これらを見ると、2019と表記するアラビア数字がいかに画期的かわかるだろう。
しかし、中には頑固な民族もいて、アラビア数字を導入しながら、70を60+10と読んだり、80を4×20と読んだりして、むやみに難しくしている人々も存在するのである。
※暗算中に声かけるな!