街歩きに擬態したリハビリ | 宇則齋志林

宇則齋志林

トリの優雅な日常

退院後、本格的なリハビリを開始したトリ。
主に自宅リビングにて、書物を数ページ読んでは、数時間眠りこけるという、ハードなトレーニングである。
その他に、歩行訓練。
昨日は、友人の暇中先生ご夫妻と、西宮市内某所にある駅近の商業施設の喫茶店「左氏伝」(仮名)にてお茶をした。そこへ出向くまで数分間歩かなくてはならないので、自動的に歩行訓練となる仕組みだ。
お見舞いに、奈良「極楽屋」(仮名)の葛湯を頂いた。この季節にはありがたい心尽くしである。
そして、今日は長駆して大阪まで出てきた。無論走ったのは電車だが、移動距離を考えただけで相当歩いた気になれる。だから、どこも疲れていなかったが、大事をとって休憩することにし、ここしばらく行ってなかった行きつけの喫茶店に直行したのだった。
このような勤勉なリハビリをしているが、すぐには効果の現れない分野らしく、まだペンギン歩きは治っていない。

※久万城さん(写真左)とそのパートナー・風呂敷さん(写真中央)。