河口で楽しむリオ・ネクスパ/シークレット2 | ソウル・サーフィン

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アメリカンのサーファーたちは、「リオネスクパ」と発音しているけど、これじゃ、メキシコに行って迷子になりかねない。

ミチョアカンのグッドなグーフィーは「リオネスパ」と地元の人は発音します。気をつけられたし。

このスポットは、サーフィン雑誌などでずいぶんと取り上げられてしまい、「シークレット」と呼ぶには、たいへんおこがましく、申し訳ありません。

まあ、シ-クレットというよりは、比較的無名なメキシコのブレイク、まあ、十五年前のシークレットというところでしょうか? (サーフ・キャンプ有り)

二十五年前に、パコロロ(伝説のメキシカン・サーファー)が波乗りをバリバリしていた頃は、あのメキシカン・パイプライン«プエルト・エスコンディード»だって、世界的には「シークレット」だったんですよね。

サーファーが旅をして、いろいろな場所に行くということは、良いことだけでもないと思います。サーフィンが起こしてしまった功罪。複雑な思いがあります。

さて、本題のリオ・ネスパに戻りましょう。

このグーフィーは河口近くでテイク・オフすると、普段でも、インサイドに向けてなかなか長めのライドが楽しめます。テイク・オフは簡単で、習いたての初級者がサーフィンの醍醐味を味わうのに絶好のブレイクだと思います。波乗りが好きでたまらなくなって、人生を棒に振ってしまうほどね。

ただ、このレフト・ハンダーの部分は、やっぱりどうしようもなく混んでしまい、ライドを目一杯楽しめるかというと、疑問が残ります。

そんな時は、河口の反対側へゴー。

河口の砂と玉石がガツンと押し上げたインテンスなレギューラーがありますよ。

波がでかくなって、ローカルもビジターも怖くて入れない日に、この河口でライドしてヒーローになりましょう。


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