歌舞伎座に行ってきました



5月は 團菊祭 



昼の部



松也、右近 萬太郎の
「おしどり」、美しかった

團十郎、菊之助の世話物
「極付 幡随長兵衛」、かっこよかった

ただ、今回の私のお目当ては、
「毛抜(けぬき)」



四世市川左團次一年祭追善狂言




故・左團次さんの息子である
男女蔵(おめぞう)さん
オメッティって、いつから、なぜ?そう呼ばれてるんでしょう?(笑)




孫である男寅(おとら)さんが活躍します


写真は、歌舞伎俳優名鑑より


物語は…

お姫さま(7代目市川男寅・おとら)が、髪の毛が逆立つと言う奇病にかかってしまった

婚約者が心配して、姫の元に使い(6代目市川男女蔵・おめぞう)をやった

この男女蔵が主役
そして、奇病の原因を突き止め
姫の家に渦巻く陰謀までも解決してしまうという娯楽作でした

これが、めっぽう面白かった

とにかく主役の男女蔵さんが、豪快で、コミカルで魅力たっぷり、表情が豊かで、おもわずこちらがにやにやしながら観てしまうほど

笑いもたっぷり

これは!と思いました
是非テレビドラマに登用してみてはいかがでしょうか?
TBS「日曜劇場」のプロデューサーさん!

男女蔵さんは、坂東彌十郎さんのような、おもしろくて温かみのある、味のあるテレビ的芝居ができる方だと思います

姫を演じる男寅さん
男女蔵さんの息子で、若きイケメン役者
姫の登場シーンでは客席から
ため息が漏れたほどでした

嬉しかった!

なぜなら、男女蔵・男寅親子は、私の親戚だからです

でも、ちょっと説明が必要なんです
と…いうことは、遠い親戚?

おお察しが早い!

私の母のいとこの娘の夫が男女蔵さんで、その息子が男寅くん

ん?

わかりにくい(笑)

簡単にいうと、私の「はとこ」が男女蔵さんと結婚して、生まれた子供が、男寅くんなのです

ね。親戚でしょ
うれしいものですよ

もちろん会ったことありますよ



是非是非、市川男女蔵(おめぞう)、男寅(おとら)父子
滝野屋!にご注目を!

楽日まで近いですが、おすすめの舞台です