素敵な1日でした

「ゴジラ-1.0」アカデミー賞受賞記念舞台挨拶があり、そのお祝いに

これまでイベント担当MCとして、そして少しの時間ではありますが、出演させていただいた仲間の1人として、お祝いに駆けつけました


舞台挨拶が終わって、舞台袖で待っていると、監督もキャストの皆さんも興奮した状況で本当にうれしそうでした


私が「せっかくだから皆さんの写真撮ってあげますよ」


素敵なオフショットが取れそうだなとスマホを出したら

神木さんが

「笠井さんも入ってくださいよ」と言ってくださって


プロデューサーの守屋さんが撮影


オスカー像と、アカデミー賞の舞台にも登壇したキン・ゴジラを挟んで、監督&キャストの皆さんと一緒のカメラに収まるなんて、こんな幸せはありません



生きてて良かった!と思えた瞬間


皆さんの表情がとても良いので、一人ひとりにブログ、Instagramにあげてもいいですか?と聞いたら、皆さん快くオーケーしてくださいました


その直前まで、YouTubeレギュラー番組「笠井信輔のこんなの聞いてもいいですか?」生配信していました


今回の配信内容は

「キャンサーエステティック」

がん患者は体力が落ち、様々なところに不具合が出るので、治療中から体を動かして体調を整えたほうがいいんですよ


その重要性と、それによって

心も体調もより良い状況になれるという、目から鱗のお話でした

治療中の方、必見です

こちらから見られます


配信を終えて、日比谷のTOHOシネマズを訪ねたときには、すでに舞台挨拶は始まっていました


どこで受賞の話を聞きましたか?

と言う質問に対して、キャストの皆さんが「たくさんのメール、LINEで大騒ぎでした」と言っている中で

吉岡秀隆さんは

「受賞したこと、全然知らなくて、近所のコンビニ行ったら、コンビニのおばちゃんが『ゴジラ獲ったね。オスカーすごいね」』って

それで知りました」


まるでコトー先生(笑)


お客さんの熱も本当に高くて、

本当の意味でゴジラは日本の誇りになったんだなと思いました


その「ゴジラ− 1.0」製作現場の最高責任者のプロデューサーが、公開直後に亡くなった阿部秀司さんです


実は、今日の午後、その阿部さんのお別れ会も、東宝撮影所でありました

2002年のSF映画「リターナー」の時から私もお世話になってました

お別れ会は第8スタジオと言う1番大きいスタジオ全てを使って

阿部さんの歴史と生き様がわかる、素敵な楽しい展示会のようなセレモニーでした


入ると、早速、阿部さんが作った制作会社R0BOTのキャラクター その奥に阿部さんが…

会場のいたるところに、阿部語録


撮影に使われた3丁目の夕日の三輪車

鈴木オートの模型も


さらには、愛車の展示まで

もちろん、山崎監督もいらっしゃいました


会った瞬間

「おめでとうございます」、

「残念でした」

が、ごちゃごちゃになっちゃった


もう泣けて泣けて


写真撮りましょうと言うことになって、撮らせていただいたんですが、涙で変な顔なってしまいました



800人以上の方が訪れたということで、やはりすごい映画人です


阿部さんかっこよすぎます


会社立ち上げた最初の作品が岩井俊二監督のラブレターですから



様々なヒット作を送り出して

がんと向き合いながら

最後は、「ゴジラー1.0」

アメリカの大ヒットまで聞くことができて、天に召されていきました


あのアカデミー賞の舞台の上に立っていただきたかったなと、本当に心の底から思います


それが本当に残念…


映画界のレジェンドがまた1人旅立ったということなんです


今日、東宝撮影所の食堂のおばちゃんが

「ほんとに悲しいの」と、私がカツカレーを頼んだら嘆いていました


皆さんから愛されていた阿部さん

全然偉ぶるところがない

いつまでも、映画少年のような人だった

アナウンサーとして一緒に仕事させていただいて、そう感じています


阿部さん、これまで色々とありがとうございました

改めて言いますけれど


カッコよすぎます❗️



妻、茅原ますみのブログで「なんですと!」