いま、改めてSNSで発信することの難しさを痛感しています

元日に大地震、 翌日に痛ましい事故 被災地の皆さんや、亡くなった海上保安庁職員の皆さんへの思いを込めて綴らせていただきました 

すると、その私の元に、「愛するペットを、あの旅客機で失ってしまった」と言うコメントをいただきました 

その時点で 私はその事実を全く知らなかったのは、テレビ報道では、表にはその時点では出てきていなかったからです 

それもあって、この現実を私のブログの投稿だけで終わらせてはいけないと思ったのです

ところが、 私の投稿をきっかけに

・ペットは家族か物か?
・航空機に貨物室に乗せるべき
・キャビンに一緒に乗せ、緊急時にも一緒に脱出できる方法はないのかどうか?…

ペットをめぐるさまざまな視点で論争が巻き起こりました

そしてたくさんのお叱りの言葉をいただきました 

すべて読ませていただきました 

ペットたちが貨物扱いになって焼死したことを皆さんはどう考えますか? と
私のフォロワーの皆さんのお知恵を聞きたく、そして何か方策はないのかと、考えていただきたかったのです 

考える事はとても大切だと思ったし、愛猫を亡くされた方の悲しみが痛いほどわかったので 、何か小さな命、家族となっている《我が子》のような命を、【モノだから死んでも構わない】…ではない何かいいアイディアがないか?と思ったからでした

3回書いたブログやInstagramの投稿を読み返していただくとわかると思うのですが 私は、航空会社を批判しているわけでも、今すぐルールを変えなさい、と主張しているわけでもありません 

 しかし、ネットニュースには
 「笠井アナ、ペット客室に乗せるべきだと提案」と見出しが踊りました
(この見出しは間違いです)

そして、 ここで私が予想しなかったことが起きました 

 ここまで皆さんに反論のお言葉をいただくとは思いませんでした 

 アレルギーを持っている人の命よりも、ペットの命の方が大切なのか…などと書かれた方もいましたが
命を返していただいた身である私が、人の命を軽々に考えているはずがないことはきっとお判りになっていると思います

私は、ペットはもはや家族である時代だからこそ、人間と人間と暮らすペット、どちらも守れる方策はないか、何か良いアイディアは無いでしょうか? その気持ちだけでした

ペットアレルギーの事には触れてはいるのですが そうした方々に、自分たちの事は全く考えられていないんだと言う誤解を与えてしまったことに関しては、本当に申し訳なく思っています
(うちの息子も幼少のころ動物のアレルギーだった時期があり、入院経験もありましたので、アレルギーの大変さも理解しています)

そして、私が発信した情報にコメント欄で、すばやく最新情報を与えてくださった皆さんありがとうございました

 その言葉を受けて、情報は更新させていただきました 

スターフライヤーに関しては、客室にペットを同乗させていただけるならば 一緒に避難できるのかとも と当初思っていました 
 
しかし、ご指摘があってスターフライヤーに確認したところ、「脱出時は、ペットは置いていく」こととわかり、ブログでも付け加えさせていただきました

1対1で議論し合うのではなく、みんなで話し合うことが大事であり、それを受けて、国や航空会社がどう考えるのか 何か良いアイディアがあるのか? そうなってくると良いなと思っています

そして、もう一つ 石田ゆり子さんにも
申し訳なく思っています 

 石田さんは、私と違って発信しようとしていませんでした 

私のSNSに賛同してくださって コメントをくださっただけなのです 
石田さん、ありがとうございます 

しかし、これがネットニュースになると 今度は、石田さんへの批判が多くなりました 

石田さんはそれを受けて、自分のSNSを議論の場とされました 
その勇気に敬意を表します 

そして今回の件は、これからもみんなで考えていくべきことではないかと強く思っています 

 どちらが正しいかではなく

動物の頂点にいると思われる人間なのだから、どちらにとっても良い何か良いアイディアはないか? 

そんなふうに皆さんの話が進むと良いなと思っています 

末筆になりますが、愛猫や愛犬を亡くされた方、家族を失い辛いと思います 

けれどこれをきっかけに世の中が、弱いペットへの目が変わるといいですよね  

長文にお付き合いいただきありがとうございました 

私も大変勉強になりました