最近「還暦」という言葉に敏感になっています

 

その昔、「今夜は好奇心」という番組でご一緒してしていた人気タレントの愛川欽也さんの還暦パーティーに呼ばれました

 

 

その時、上司に厳しく言われたんです

「いいか笠井。今日は還暦という言葉は禁句だからな。愛川さんは還暦という言葉がお好きでないので気をつけるように。お前は迂闊だからな。」

 

ちょ、ちょ、ちょ、

還暦パーティーなのに還暦という言葉を使っちゃいけない()

還暦ってそういうイメージなんですよね

 

あれから30年、自分が愛川欽也さんと同じ歳に!

でも、別に嫌ではありません

 

ただ、こんなことがありました

 

先日、ファミリーレストラン「ジョナサン」で原稿を書いていたら、あ、私ファミリーレストラン大好きなんですよ(^_^)v

 

机が大きくて、仕事がしやすいので、しかもAC電源が各テーブルについている!!!

これとっても重要ですよね

 

仕事と仕事の合間に時間がある時には大体ファミリーレストランで仕事をしています

 

すると、私の隣のテーブルで、中学生のPTAの役員らしきお母様方5、6人でがワイワイ話をしてました

 

まぁ、特に耳をそばだてなくても、とても賑やかだったので、自然と耳に入ってきました

 

「それがさぁ、還暦のおじいさんがね、そういうこと言うわけよ」

「あはははは」

 

なんですと!

 

還暦を笑うのはいい!

 

還暦の

 

おじいさん!

 

異議あり‼️

 

ほんとに還暦と言うのは、今でも年寄りのイメージなんですよね

 

例えば、イラストのフリー素材で、【還暦】と検索すると

 

 

 

付属の説明書きの通り

おじいさんの絵が次々と出てきます

 

若々しい還暦のちゃんちゃんこのイラストは本当に少ない

 

この方のイラストはとってもかわいいから大好きで、よく使わせていただいています

 

やっぱりおじいさんの赤いちゃんちゃんこの方がニーズが高いのでしょうね

 

しかし、実際はもっと若い

60歳になってみて、「60歳定年」と言うのはやっぱり厳しいなと

心の底から感じます

 

自分はその前に会社を辞めたので、その厳しさとか辛さは感じていません(その分、病気になって別の辛さを知りましたが)、ほんとに50 代、40代後半の人たちに負けない気力と体力を持っているつもりです

 

多くの還暦仲間がそのことを感じているんじゃないでしょうか

 

PTAの役員の皆さんは、還暦のおじいさんネタで爆笑トークを続けていました

 

さすがに私、我慢しきれなくなって

 

「すみません。私、還暦60歳なんですけど‼️」

 

孫でもいれば、「おじいさん」と言われても、むしろうれしいです

 

しかし、3人の息子たちは、孫どころか、結婚の予兆すらありません()

 

この際、60歳がいかなるものか見せつけてやろうと

 

 

 

思ったのですが、そんな勇気はありませんでした💦

 

時々軽部さんに言われるんです

 

「笠井、大人げないよ」

 

確かにそうですよね

軽部さんを思い出して寸止めです

 

論語はこう説いています

 

「三十にして立ち

四十にして惑わず

五十にして天命を知る

六十にして耳順う

 

【六十にして耳順(したが)う】

 

辞書にはこうありました

 

【人間は、六〇歳くらいになれば、人の言うことを聞いて素直に理解できるようになるものだ、ということ】

 

否!

 

PTAの役員さんがなんとおっしゃろうとも

60歳はおじいさんではありません!

()

 

だから、家族に頑固親父って言われるんでしょうね

 

「がんこおばさん」ふたり(笑)

 

悔しいので、リアル還暦写真をイラストにしてみました

 

 

いかが?


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