田村の成長曲線 | 昭和育ちの令和リーマン

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日常生活、歳を重ねるごとになくなっていく趣味、それでも愛するべきは広島東洋カープ、何とも言えないディープなことからまったく役立たないことまで語っていこうかと思います

カープの3年目野手、田村俊介が今季はかなり期待されていて侍メンバーにも選出される異例の抜擢。ここまでの実績を考えるとちょっと予想外と言うか、普通はないんだがそこまで期待値が高いということ。で、過去の高卒野手からレギュラークラスになった選手の成績を振り返ってみます。大体4年目まででいいかなと。

 

緒方孝市 1986年ドラフト3位

1年目 一軍出場なし

2年目 *1試合 .200 1本 1点

3年目 *2試合 打席なし

4年目 32試合 .357 2本 4点

 

江藤智 1988年ドラフト5位

1年目 一軍出場なし

2年目 38試合 .239 *5本 10点

3年目 91試合 .215 11本 31点

4年目 89試合 .289 16本 45点

 

前田智徳 1989年ドラフト4位

1年目 *56試合 .256 *0本 *5点

2年目 129試合 .271 *4本 25点

3年目 130試合 .308 19本 89点

4年目 131試合 .317 27本 70点


東出輝裕 1998年ドラフト1位

1年目 *78試合 .227 0本 *7点

2年目 119試合 .261 3本 28点

3年目 140試合 .262 5本 35点

4年目 107試合 .239 1本 17点

 

栗原健太 1999年ドラフト3位

1年目 一軍出場なし

2年目 一軍出場なし

3年目 10試合 .182 1本 1点

4年目 26試合 .276 3本 6点

 

丸佳浩 2007年ドラフト3位

1年目 一軍出場なし

2年目 一軍出場なし

3年目 *14試合 .158 0本 *1点

4年目 131試合 .241 9本 50点

 

堂林翔太 2009年ドラフト2位

1年目 一軍出場なし

2年目 一軍出場なし

3年目 144試合 .242 14本 45点

4年目 105試合 .217 *6本 41点

 

鈴木誠也 2012年ドラフト2位

1年目 *11試合 .083 *0本 *1点

2年目 *36試合 .344 *1本 *7点

3年目 *97試合 .275 *5本 25点

4年目 129試合 .335 29本 95点

 

坂倉将吾 2016年ドラフト4位

1年目 *3試合 .250 0本 *2点

2年目 *9試合 .125 0本 *1点

3年目 51試合 .230 1本 *7点

4年目 81試合 .287 3本 26点

 

小園海斗 2018年ドラフト1位

1年目 *58試合 .213 4本 16点

2年目 **3試合 .000 0本 *0点

3年目 113試合 .298 5本 35点

4年目 127試合 .266 7本 38点

 

田村俊介 2021年ドラフト4位

1年目 一軍出場なし

2年目 10試合 .364 0本 0点

 

主だった選手達で並べてみました。現役選手もいますが、主に通算1000安打以上や1億円プレーヤーになった選手たち中心です。4年目までで確固たる地位を確立している選手は案外少ないですね。前田と誠也くらいかな?緒方や栗原は故障もあったりしたし、江藤は5年目でタイトル獲得するのですが。坂倉結構苦労していたんだなとか、堂林や東出はこの後低迷期に入るしで。

 

さて、そうなると今年の田村は?ってことですが。

まずホームランと打点がまだないので、早い段階でプロ初のそこを達成してほしいですね。出場はシーズン半分だと70試合くらいですが、ちょっとどうかな?と思いつつそこを目標に。打率はともかくホームラン5本くらい、打点は25点くらいを目安に。もちろんそれ以上やってくれれば全然いいんだが。何より故障離脱とかしないでほしいですね。去年は死球とはいえ、それがあったのでもったいなかった。とにかく一軍でたくさん出場して、どんどん成長していってほしいです。期待しています。