ここのところえぐい本ばかりだったので、久々に京太郎を読んで癒されますw
今回は只見線の急行の話。車内で事件は起きないですが、物語としてはこの路線が中心となっていきます。
ちょっと思うんだが、いくらガラガラで人が少ない列車だったとしても、窓から出たら誰か見ていないか?w
銀座のクラブについて。これは富も名声も手にした男たちが、いきつくところとはこういうことなのでしょうか。時代からか結構女性を馬鹿にしているような描写で、現代だったら叩かれてしまうかもw
それからカメさんのツッコミがストレートすぎてwこれまたLGBT問題に直結するような言い回し。大らかな時代でした。
後半、例によって十津川の推理ショーだが、その後公開された遺書に記載されていることが、まんま十津川の推理がズバズバ当たっているところがやりすぎだw
ただ、全体的に何だか少し動機部分含めると残念な感じがしなくもない話でした。せっかく本当の意味で意識高い系が集まったわけで、共に楽しい時間を共有出来る仲間たちだったはずなのにと思いました。まあ僕とは無縁な人たちなのですがw