盆栽は造り急ぐなと盆栽界ではあまり言われていませんが、私はよく言っております。
言ってはいますが、そういう私も造り急ぐことも多々あります。
雑木なんかでよく少しでも早く形にしたい想いから切り戻し剪定が出来ていない時がありますよね。
今日は、真柏の事について書きたいと思います。
数日前のブログにも書きましたが良い盆栽を持たない方は良い盆栽は作れない。
良い真柏を持たれていない方は樹造り急ぐ傾向にあるかなと思います。
直ぐに完成させようと急ぎ過ぎる。
ジン作りに時間をかける事が出来ない。
ジンにするなら、小品なら4㎝ミニなら2cmの枝の太さは必要です。
それから削ると2/3ほどになるので。
また、月日が経過するとともに風雨に曝されて少しずつ削れてきます。
木固めエースあるなんて言っている人、甘いですよ。
木固めエースは時間を遅らせる事が出来るだけで完全に固められるわけではない。
私は2012年と一般的な趣味者より早く使っていますが、ジン舎利は腐りますよ。
2012年の段階でブログに書いた時、ブログ村のベテランさんが松脂系の保護剤と思われたりして、ウレタン系は認知されていないんだと思った次第です。
ちなみにこの木固めエースはYouTubeで紹介しておりません。
これも盆栽業界に対する忖度です。
ブログでももちろん忖度しておりましたよ。
この他にも舎利を固める方法ありますが業界に忖度しているんですよ。
(舎利作る方法もあったりして・・・・。(笑))
ま、私がやりだした事でもないし・・・、秘密にしたいみたいですので。
ここからは完全な憶測です。
※このブログは完全に私、一趣味者として書いておりますのであしからず。
ひょっとすると木固めエースって、千晃園のHさんが使い始めたんですかね。
だって、千晃園さんの樹は全て木固め使われていますよね。
あくまで憶測ですよ。
実際は、中部地方の方が木固めエースを使い始めたとしか教えていただけないので。(笑)
最近ではSNSなどやブログ、YouTubeなどで真柏をつくられる方を見る事が多くあります。
また、雅風展でも色々な真柏を見る機会ありましたが・・・・・。
その多くが造りを急ぎすぎるあまり・・・、ジンにする枝が細過ぎる樹が多くあります。
あ、待てないんだろうね(笑)と、微笑ましくなります。
確かに良い樹持たないと分かりませんよね。
良い樹のジンがどんな曲がりでどんな模様か、また太さなんかも分かりませんよね。
樹造りは時間をかけてゆっくりと。
ジンを作り始めて9年と7年の樹です。
まったく満足のいく太さではありません。
あと十年ですかね(笑)
K君は11年でジンにしました。
ジンにする時は私まで緊張しましたよ。
載せたくはないのですが・・・・。
雅風用の樹です。
人差し指くらい太さですがジンにする予定の枝です。
ちなみにジンの根元は5㎝ほどあります。
そこから全部が天ジンです。
鋭角に曲げるつもりですが、初心者の盆栽YouTuberはラフィア巻いて曲げるみたいです。
私みたいな超初心者は時間かけてなにも保護せずに普通に曲げます。
時間かければ親指くらいの枝なら簡単に曲がりますよ。(笑)