売るために針金掛けました。
売ると言っても来年の秋です。
杉っ葉だらけなので本来ですと来年の秋に掛けて手放すのですが、姿全く見えないまま養生させてもつまらない事この上ない。
また、面白くない姿の樹を眺めながらの潅水もつまらないことこの上ないですよね。
前後の画像
枝、後ろから回し込んでいます。
ただ、反時計回りに正面を振ると上から枝を下げた格好になりますが、水吸いが僅かしか見えません・・・・・。
ちなみに樹高は、これから押さえれば16㎝に収まるくらい。(現状18㎝)
でもなんとかここまで回復してくれました。
結果的には前枝なども後ろから回し込む形になると思いますが、引き取った時の状態を考えると良くなってくれたと思います。
この状態でも、引き取りたいと言ってくれる方はいると思います。
後は、植え替え時に根の状態で右流れに出来るなら、そうするかもしれません。
タオルで枝隠してありますが、右流れなら枝回し込まずに隠した枝使える上に、ジンも長い方が上に来て良いんですよね。
小品盆栽は、中品や大品盆栽とは色々な意味で作り方が異なると言われています。
真柏の小品盆栽は取り木などで良い樹が簡単に出来る反面、絶対的な約束事は守らないといけない。
大きな盆栽は、迫力・大きさ・希少価値などでその約束事が大目に見られることはあるかもしれませんが、小品ではね。
足元の水吸いは絶対に見えなければならない。
見えなくて良ければこの樹を作るの簡単だったんですよね。
でもこういう樹造りながら思いますが、盆栽は正統派が一番ですね。