ビルの最上階にある稽古場には雨音が響いておりました。
映画版『幕末奇譚 SHINSEN5』でも沖田総司役を演じていた神永圭佑さんは
〝数年前の総司”という難しい役をどのように演じていくか、演出のまつだ壱岱さんに相談。
まつださんから「フレッシュな感じ！
」と言われ、キラキラした瞳をますますキラキラ
させて殺陣の特訓です
さて、昨日のブログに引き続き、パンフレット用座談会からはみ出たところをお届けします。
神永さんが総司について語っています
三木「神永くんだけだよね。映画からつながってるのは」
神永「そうですね。時代が映画より前なので、ちょっと子供っぽく、幼くっていうニュアンスのことはまつださんからも言われてたんですけど、実際そういう風に作って稽古場でやってみたときに『ちょっと今のままじゃ、ほかのキャラクターがみんな親で総司だけが子になってるから、もっと芯のある総司にしてほしい』とまつださんに言われて。だから、芯はしっかりしててそこから子供っぽさを出さなきゃいけないって気づいた時には、難しい役だなと思いましたね」
三木「総司が一人前になっていく過程の話だからね」
神永「映画の中でも1から2で総司の成長が描かれるので、そこから成長していくならまだやりやすかったかもしれないんですけど、戻るので。そこはすごく苦戦しています」
（パンフレット特別企画「稽古場座談会｣より）
神永さんは本番でどのような姿を見せてくれるでしょう
本番まであと10日
お楽しみに
