八百屋、魚屋、乾物屋、米屋、酒屋、八百屋、果物屋、漬物屋などが並び、新世界の地元の人、近隣の人の生活を支えてきました。
また、近隣の飲食店に配達もしていて、当時、うちの飲食店も新世界市場のお店もキャベツや玉子、果物などを配達してもらってました。
新世界市場は、まさに新世界の台所でした。
しかし、近隣に大型スーパーの進出や商店主さんの高齢化、後継者不足などが重なり、ほとんどの店がシャッターが閉まったままの状態になりました。
しかし、最近では、新世界市場に屋台ができたり、新しい取り組みが始まり、昔の市場の形態は変わりましたが、少しずつ人通りが増えています。
新世界市場のアーケードには赤い提灯が並び、映えスポットにもなっています。
豹柄専門店『なにわ小町』、テレビでも度々紹介されているお店で、今や新世界の名物店になっています。
バリ雑貨店もあります。
これら2店舗は、5年〜10年以内にできたお店です。
昔の市場の形態ではないお店が増えてきています。
さて、新世界市場のお店に、下の写真のようなポスターがかかってました。
『ねぇ奥さん。本当は、Mなんでしょ。』
というコピーが書かれていて、まぁちゃんもビックリです。
このポスターを掲げてるのは、女性用の衣服や下着を販売する生田商店です。
確かに、女性用下着を販売してるので、常連さんの服のサイズも覚えてるでしょう。
以前、新世界市場で『新世界市場ポスター展』が開催され、若手クリエイター達が新世界市場の各店舗のポスターを制作しました。
生田商店のポスターもその中のひとつです。
澤野工房のポスターには、
『成功するまでやめへんかったら、失敗せえへん』
なかなか深い言葉ですね。
以上、新世界市場の紹介でした。
まぁちゃんの新世界街歩きはまだまだ続きます。
第3連載目も楽しみにしてください。