2023年を振り返って、今年はコロナ禍で中止が続いていた様々な恒例行事が復活した年でした。
廣田神社夏祭りの一環で行われている『新世界夏祭り巡行』もそのひとつでした。
昭和28年には新世界町会連合会が主催で、新世界で夏祭り巡行が行われていたようで、70年ほどの歴史がある行事です。
コロナ禍で3回も中止が続きましたが、今年7月24日、4年ぶりに巡行が復活しました。
⒉年前、私は新世界町会連合会の会長に就き、コロナ禍で全ての行事が中止になっていた真っ最中でした。
今年の新世界夏祭り巡行は、私が新世界町会連合会の会長になってから初めて経験する夏祭りでした。
巡行を開催するかどうか、日程変更するかどうか、会議では様々な意見が出ました。
廣田神社の夏祭りの一環ですので、本来なら、廣田神社と日にちを合わせて、7月22日(土曜日)に開催するべきでしたが、新世界は観光地でもあり、土曜•日曜日な観光客でいっぱいで、巡行をすることが難しいとの判断から、今年に限り、7月24日に開催することにしました。
伝承と経験で成り立ってきた夏祭りですが、中止が続いていたこともあり、役員さんも忘れてしまっていることも多く、準備段階からドタバタが続きました。
祭事の備品をどこにしまい込んだか忘れてしまったり、準備に無駄な時間を費やした場面もありました。
夏祭りを運営するための志納金を集めるかどうかについても意見が分かれましたが、最終的には、会長判断で志納金も復活することができました。
新世界夏祭り巡行の当日は、多くの参加者が集まり、大盛況に終わりました。
新世界夏祭り巡行が復活できたことで、将来に向けて、伝統行事を引き継いでいくことができ、大きな意味がありました。
今年を振り返って、私にとっても新世界夏祭り巡行を無事に復活できたことが、何よりも大きな経験になりました。
来年のカレンダーを見たら、7月22日は月曜日に開催することができるようです。
さらに発展した新世界夏祭り巡行になるよう、早い段階から準備をしていこうと思います。