地下鉄堺筋線『恵美須町駅』3番出口から歩いてすぐの場所に新世界市場があります。
新世界市場の歴史は古く、100年を超える市場です。
私が若い頃、1980年代までは、新世界の飲食店の仕入の大半が新世界市場で、店舗はもちろん、地元の人達、近隣の人達の生活を支えてました。
新世界市場は、毎日、活気がみなぎってました。
しかし、商店主の高齢化、後継者不足、近隣に大手スーパーの進出など、様々な影響で、現在の新世界市場は半分以上のお店がシャッターが閉まったままになっています。
そんな中、シャッター通りになった新世界市場を再興しようという動きもありました。
コロナ前、新世界市場で『Wマーケット』というフリーマーケットが開催されていた時、赤い提灯が新世界市場に並び、風物詩にもなり、インスタ映えスポットにもなってました。
しかし、コロナ感染拡大が始まり、Wマーケットは中止になり、いつしか赤い提灯も無くなってました。
新世界市場も寂しくなってましたが、最近になって、赤い提灯が復活し、新しい動きが起こっています。
新世界市場では昨年10月頃から『新世界屋台プロジェクト』が始まりました。
シャッターが閉まったままのお店の前に、屋台が出店しています。
現在の新世界市場には、飲食店や衣料店、民泊などができ、市場の業種ではないお店も増えてきてます。
新世界市場の役員さんのひとりは、昔ながらの新世界市場としてのお店が一軒でもある限り、"市場"という名前にこだわっていきたい、とおっしゃってました。
従来のお店と新しい屋台、共存共栄していける、新しい新世界市場になりそうですね。
新世界市場屋台プロジェクトが『じゃらん』に掲載されました。
<大阪>新世界・通天閣を満喫!串かつなどのグルメやレトロな街並みを楽しもう【2023】 |じゃらんニュース
出店希望者は下記、新世界市場公式サイトよりお問い合わせしてください
【公式】新世界市場|通天閣の麓にある創立100年以上の老舗商店街
★Twitter@shinsekaizyoho
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