コロナ前からコロナ禍、そして現在、新世界でも店舗の移り変わりがありました。
数十年もの長きにわたり営業してきたお店が、コロナ禍を機に廃業したところもあります。
これは店主さんから直接、聞いた話ですが、高齢の店主さんが、いつお店を閉めるか考えながら営業を続けてこられ、コロナが直接の原因ではなくても、これが潮時と判断された方もおられるようです。
また、『Willows Hotel 大阪新今宮』のように、コロナ禍の緊急事態宣言中、最悪の状況でオープンしたホテルもあります。
建設時には、インバウンド向けの宿泊施設として進めてたそうですが、コロナ禍でインバウンドは無くなり、日本人宿泊客に向けたサービスとして、飲食店とのコラボなど地域に密着した企画を進めています。
コロナ前、新世界にも民泊が次々とできましたが、コロナを機に全く稼働しなくなったようです。
最近では、ちょくちょく宿泊客を見かけるようになりました。
また、コロナ禍、ほとんど休業していたお店もあったり、コロナ禍で逆に店舗数を増やしたお店もあります。
今や、射的は新世界の新しい名物娯楽になってきましたが、この2〜3年で、射的屋さんの数が増えました。
コロナ禍、お洒落隠れ家ビリケン358に、『ネットFM358』サテライトスタジオができました。
コロナの影響で活動の機会を失ったアーティスト達の情報発信の場として作られたものです。
コロナ禍、新世界にベトナム料理店も増えました。
たぶん、現在は4店舗ぐらいのベトナム料理店があると思います。
いろんな面で、コロナは街にも店舗にも大きな転機をもたらしました。
さて先日、保存していた写真を振り返ってみたら、うちの店『BUNGA CAFE』のコロナ前(2018年)の写真が見つかりました。
ダーツコーナーもあり、振り返って見てみると、ちょっといかつい雰囲気ですね。
2019年10月には、コロナビールを飲みながら、外国人観光客が店内のテレビでラグビーワールドカップを観戦していたことが思い出されます。
今から思えば、ラグビーワールドカップがインバウンドバブルの絶頂期だったように感じます。
しかし、コロナ感染拡大が始まり、外国人のお客さんは0になり、お店の雰囲気やメニューをテコ入れして、日本人のお客さんが入りやすいように改装していきました。
現在のBUNGA CAFEは南国ビーチをイメージしたお店で、パンケーキやフレンチトーストが人気です。
コロナ禍、ダーツコーナーをやめて、ガチャショップをオープンしました。
お店の前には、おみくじコーナーも作りました。
現在では、カフェ、ガチャガチャ、おみくじ、楽しいスポットになっています。
まだまだコロナ禍は続いてますが、行動制限もなくなり、外国人観光客も増え、新世界でもコロナ前の賑わいが戻ってきています。
2023年、新世界がますます賑わいのある街になることを期待しています。
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