大阪市には約480もの商店街があるそうです。
それぞれが個性溢れる商店街ですが、10以上の商店街が一本でつながる場所があるそうです。
大阪•本町から日本一の高さを誇る複合ビル『あべのハルカス』に至る約5.2キロのルートです。
地図で見ると、"一筆書き"になっています。
これに気づいた地形図愛好家の小西尉司さんがウォーキングマップを作成しました。
タイトルはズバリ『ハルカスまでアルカス』、どんなコースなんでしょう?
北の起点となる大阪•本町近くの『せんば心斎橋筋商店街』から、天王寺駅近くの『あべのハルカス』まで。
ルート上には名前のついてない商店街もあるが、大半は個性的な商店街というのも特徴らしい。
心斎橋→難波→日本橋→新世界→西成区の飛田本通商店街、新開筋商店街→あべのハルカス
確かに商店街が繋がっています。
一本で繋がっている約5.2キロを一つの商店街とみなすと、日本一長い商店街とされる天神橋筋商店街(約2.6キロ)の2倍の長さになるようです。
ユニークであり、新たな発想のウォーキングマップですね。
観光ガイドブックなどを見ると、それぞれの観光スポット、エリアが別々に紹介されていて、それぞれの位置関係や距離感がわからないことが多いと思います。
このウォーキングマップは、位置関係や距離感がわかりやすく、ちょっとした距離なら歩いてみようと思いますよね。
例えば、難波から新世界までは徒歩圏内であることはブログでも紹介したことがあります。
若い頃、終電が無くなって、道頓堀から新世界まで歩いて帰った経験は何度もありました。
地元の人なら当たり前の距離感ですが、観光客にとっては、遠く離れたエリアに感じるでしょう。
このウォーキングマップが完成した時、私にも取材があり、紙面の最後に、私のコメントも掲載されています。
歩くことで、気がつくこと、新しい発見もあるでしょう。
街の特徴や文化が、それぞれの街で違うのが解るでしょう。
天気が良く、時間がある時にでも、このウォーキングマップを参考に『ハルカスまでアルカス』してみてはいかがでしょうか。
下記、産経新聞ネット版に掲載されている記事です。ご覧ください。