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先日、『Amazon Prime Video』で、 2011年3月11日に起きた東日本大震災、及び、福島第一原発事故を題材とした映画『Fukushima 50』を観ました。

原発が停止したあと、原発内に残った職員の奮闘を忠実に再現し、原発内で何が起きたのかがよくわかる映画になっています。

これは観ておくべき映画だと思いました。


そんな中、今日の早朝、8月16日午前5時3分頃、滋賀県北部を震源とするマグニチュード4.6の地震が発生し、岐阜県で最大震度4を観測しました。



大阪市浪速区では、ほとんど揺れは感じなかったようですが、場所によっては揺れを感じた方もおられるかもしれませんね。

台風や大雨とは違い、地震は、いつどこで起きるか解らないところが怖いですね。


そんなことを思いながら、通天閣の免震構造について、振り返ってみました。

1956年に誕生した現在の2代目 通天閣は、鉄骨造建物として構造的な劣化は進んでいないが、最新の耐震診断で、巨大地震が起きた場合、塔の一部が変形する恐れがあることが分かったことなどから、大規模な免震改修工事に踏み切りました。

竹中工務店による免震改修工事は、2015年6月に完成しています。




タワーの4本の脚部をコンクリートで補強し、
地震の揺れを吸収する免震ゴムを取り付けているそうです。



塔に免震改修工事を実施するのは世界でも類を
見ない試みで、総工費約6億円の大事業だったそうです。


また、2階までの円形エレベ-タ-がある補助塔と通天閣のタワ-とでは地震の際の揺れ方が違い、その結果、連結部分に亀裂が入ったり、落下したりする恐れがあったようです。

このように、連結部分の免震に対して、大きな課題があったそうです。


免震改修工事では、補助塔と通天閣の本体タワ-の縁を切ることで、地震のエネルギ-が集まることを避けました。

そして、補助塔と本体タワ-の連結部分を、電車の車両の連結部分の構造を組み込むことにして課題を乗り越えることができたそうです。





■通天閣免震構造については、竹中工務店のホームページに記載されています。



昨年春から、新型コロナウィルス感染拡大が続き、それに今は台風の季節でもありますが、いつ起きるか解らない大地震も忘れてはならないことですね。

感染防止に努めることはもちろんですが、自然災害に対する心構えも大事だと思う今日この頃です。




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