それに加盟する新世界公園本通商店会、新世界本通商店会から、数名の会員が出席しました。
懇親会での最初の挨拶では、新今宮駅近くに星野リゾートのホテルが建設されることや、大阪のインバウンド効果について話がありました。
大阪市内には数々の商店街がありますが、浪速区にある商店街のインバウンド効果は、他に比べたら、かなり大きいようです。
大阪市内には、衰退傾向にある商店街も多く、外国人観光客をほとんど見かけないところもあるようです。
浪速区に位置する新世界も外国人観光客は増え、インバウンドを無視しては、商売が成り立たないとも言われるようになっています。
さて、新世界は大阪を代表する観光エリアになってきましたが、この2〜3年、宿泊施設も増え、大阪の観光拠点にもなってきました。
新世界では、ホテル建設が始まっている場所もあり、また、これからホテル建設が始まる予定の場所もあるようです。
以前、タクシーに乗った時、運転手さんが言うには、昔はホテル名を言われたら、だいたいのホテルは解ったのですが、最近は、新しいホテルが増えすぎて、ホテル名だけじゃ解らないことがよくあるそうです。
また、宿泊施設の形態は様々で、新世界では民泊も増えています。
新世界市場の中にも数件の民泊ができ、市場という形態が変りつつあります。
新世界のメイン通りから外れたエリアに民泊が増えているようで、久しぶりに前を通ると、「いつの間にこの場所が民泊になったの?」と思うことがあります。
ところで先日、夜10時頃、ある外国人ファミリーが宿泊施設を探しておられましたが、見つけることができず、宿泊施設の場所を私に尋ねてこられました。
スマホで宿泊施設の名称と住所を見せてくれましたが、そのあたりには、宿泊施設と思われる建物がありません。
結局、民泊だったことがわかり、あるマンションに入っていかれました。
民泊については、観光客から尋ねられても、解らないことが増えています。
JR新今宮駅、地下鉄 動物園前駅、恵美須町駅など、駅に囲まれた新世界は、交通の便が良く、宿泊施設が増えることは必然でしょう。
新世界では、地域とホテルやホステルとの繋がりは、比較的、構築できているように思います。
これは新世界の特徴かもしれませんが、地域の催しなどでホテルやホステルにも協力していただいてます。
一方、地域と民泊との繋がりはまだまだ希薄です。
このような大阪のインバウンドに向けた動きや民泊のような新たな業種の増加は、これまでに前例がなく、新たな発展への期待と、新たな課題もあるように思います。
地震や台風、火災などの災害時のことを考えると、従来の地域ネットワークだけではなく、外国人宿泊者、外国人在住者とのネットワークも考えていくべき時代になったのかもしれませんね。
★Twitter@shinsekaizyoho
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