お盆が過ぎて、観光客が激減するかなぁと思ってましたが、新世界は今も多くの人で賑わっています。
夏休みということで、スパワールから帰りのお客さんも目立ちます。
若い世代の観光客が増え、この数年、若い年齢層のお客さんが入りやすい雰囲気のお店も増えました。
串かつ屋さんも若い世代を引きつけるメニューが増えているようです。
変貌を続ける新世界ですが、ジャンジャン横丁を北へ出たところに、昭和3年創業の喫茶店「タマイチ」があります。
老舗の喫茶店が元気に営業しているのを見ると、地元の私達も元気をもらえ、安堵感もあります。
喫茶タマイチは多くの常連さんを中心に、観光客の姿も増えています。
外国人観光客も来られるそうです。
古き良き喫茶文化は大きな魅力であり、残していくべきものでしょう。
先日、久しぶりに喫茶タマイチに立ち寄りました。
アイスココアを飲みながら、店主さんと雑談してました。
タマイチは、昔ながらの昭和レトロな喫茶店で、常連さんの比率が高いお店のひとつです。
しかし、観光客が多い新世界にあるので、若い世代のお客さんも目立ちます。
喫茶店には、新聞、灰皿があり、お客さんが席につくと、水とオシボリを持ってきてくれますが、若い世代のお客さんにとっては、それらが珍しいようで、水とオシボリが出てくるのを見て、「昭和レトロやなぁ〜」と言って盛り上がる人もいるそうです。
また、小学生ぐらいの子供が、店内を見て、「懐かしいなぁ〜」と言う子もいたそうです。
年代的にも小学生から「懐かしい」という言葉が出るわけないはずですが、きっと、古そうな店内の雰囲気を見て、「古い」→「懐かしい」という言葉には置き換えたのでしょう。
新世界に訪れる観光客の世代が若くなっても、昭和レトロがお客さんのニーズにもなっているようです。
新世界には昭和の時代から営業されている喫茶店が数多く残っています。
喫茶店は昭和文化の凝縮でもあるでしょう。
新世界に来られたら、是非、喫茶店で昭和に浸ってみて下さい。
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