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★保健所の営業許可(施設基準)は、自治事務なので知事や市長の許可です。
各自治体にガイドラインがあります。
それに従ってくださいー
★小さな電気工事やガス工事でも、有資格者にお願いしてくだされね
車検も国の保安基準があります。
★それぞれを遵守して、安全に活動しましょー
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<2016年の記事です。随時加筆してます>
移動販売車では電気、ガス、水の問題で壁にぶち当たり、
又は、あまり知識がなくて計画が頓挫してしまうケースがあります
販売メニューにより、給排水の容量や給湯器の設備、窓サッシなど設備を求められます。
保健所で移動販売車での営業許可をもらうのですが、この基準は全国各自治体で違います。
田舎へ行くほど緩く、都会や風致地区などへ行くほど厳しいです
お米や水を沢山使うメニューほど上位の許可が必要です。
難しい設備を求められますと、軽トラックではスペース的にもいろいろと無理が出てきます。
軽トラック後部荷物台に少し大きなシェルを製作、搭載して特殊自動車の8ナンバーに
変更しても良いのですが、軽で考えられているのであれば、
コスト面でのメリットがありません。
製作費もあがるでしょう
何を売るかで、まず物販する自治体の保健所に
「移動販売車の営業販売で○○を売りたいので担当者に繋いでください」
と聞いて、どういう準備をすれば良いかを聞いてから、それについて調べた方が良いです。
(聞く時は、使い捨ての容器を使う、生ものは使用しない。
加熱調理後のメニュー商品を提供をするというのがポイント)
現在は、個人での新規契約のLPガスボンベ調達は全国的に難しいです。
(2020年)LPガス販売所でボンベを、交換購入するのであれば大丈夫です。
LPガス協会に紹介してもらうか、販売店にお尋ねください。
※ガス器具は、有資格者に取り付けてもらうようにしましょう。
最近の多くは、移動販売車の熱源を、電気に頼るようになってきています
電気の調達で考えられるのが、
まずは現地でコンセントを借りる現地調達。
イベント会場などではわりと準備されています。
それがない場所では、発電機でしょう。
2台以上つなげられたりするヤマハやホンダ1600W出力タイプなどですと、
3000w以上がゆうに使える計算ですが、
バッテリー関連の電気は、正味8割り程度の出力と考えられる方が良いです
接続するには、専用のケーブルとコンセントなどが必要です。(2,5万〜)
音が気になる場所では発電機専用の静穏ボックスがあります。
かなり静かになりますが結構な価格です
スタンレー社のOEMの発電機をテストしました。
最初なかなか、かからなかったのですが、根気よくやってるうちにかかりました。
評判はまずまず。
音はわりとうるさいです。おも~い
けど、セル付で正弦波、重量27kg、60,000円〜、2000Wは、まあ、出来すぎかな~
レビューを見てますと、信頼性100%とは言い難いようですが。。。。
重い発電機をキッチンカーの乗せる場合は、このようなスライド台を
作ります。
そこに発電機を乗せて使用時には専用扉を上に開けて、ここから降ろしてから使います。
こちらホンダの1600w発電機。スライドで前に出してから降ろして使います。
こちらはヤマハ発電器1600W
発電機はくるまと同じで、4サイクルオイルとガソリンで動きます。
ガソリンスタンドで、対応してもらえますよ
夏場、温度の上がる場所で置きっぱなしの発電機、
間違えてガソリンコックを開けないように!
ガソリンが吹き上がって、危険です
それから最近増えているのがインバーターです。(走行中のみの電力として)
12Vバッテリーを100Vに変換します。正弦波タイプですと家庭とほぼ同じ電気ですので、
家庭用の電気製品やパソコン、携帯なども使えます
外国産の秀逸なものが出回ってきたおかげで、価格がかなり安くなっています。
国産ブランド(といえ生産は中国ですが)は良いのですが、高価なんですね。
中国産や台湾産をOEMで国産販売している有名メーカーもありますので、
このような物を選ぶのをお勧めします。
こちらは出荷前に稼働点検されるそうです。また購入後のメンテナンスもしっかりしていそうなので、
今度使おうと考えています
(2019年からは自作しています)
いいと思うのが、ディスプレイでバッテリーの残電力がチェック出来る点、エラー番号が出てエラーの状態が分かる点です。
そしてリーズナブルな価格です。
最近、自動切替や自動充電とかで納車していますが、インバーターの電源を切らずに
バッテリーをすっからかんにされる方が増えています。
すっからかんにになると、再起不能になります。
車は、家の電気のようにはいきませんからね~
なので、一部、手動でやってもらうようお願いしています。
バッテリー、認識を間違えると、危険なんです。
宜しくお願い致します。
移動販売車に取り付けるのにはこれとサブバッテリー、本バッテリー間にヒューズがあれば、
まあまあ、なんとか使えます。(この中にヒューズは入ってるかどうか確認してくださいね)
バッテリー上がりが心配な方は、走行時充電器(アイソレーター)などもつけてください。
ケーブルは8SQ以上でつなぎます。
並列でバッテリーを複数繋げる時は、14SQ~22SQで。
これを付ける本バッテリーを充電して、余った電力は、
サブバッテリーを充電してくれて、逆流はしません。
ただ、車のオルタネーターの満充電能力、アイソレーターのリミットが低くて
サブバッテリーの満充電圧が15Vとかですと、サブバッテリーが充電不足に
満充電出来ずに使ってると、サブバッテリーは、
1年も経たずに早くへたってしまうということになりかねません。
充電時は、機器の電源は切った方が良いです。
注意しましょう!
普段、あまり走行しない車は、充電が追いつかん事も起こります
本バッテリーの電圧が下がりすぎると、道路でプッスン
車が動きませんとか、なり兼ねませんよ!
注意点は、
電気の電圧は水と同じで、
電圧は、高い方から低い方に流れるので、
その辺りを踏まえて使うということです。
車で電気を効率よく使うには、
サブバッテリーの満充電圧、本バッテリー満充電圧、オルタネータ能力、
走行充電器の充電リミットなど。
それぞれを考慮する必要があります。
しかし、移動販売車の場合、サブバッテリーは補助的に使う電気と考えておいてください
あれば、停電時などの時は助かるでしょうし、数時間は電源のない所でも電気が使えます。
さて、その使う電気の容量ですが、
モーターのあるものについては起動時電力をチェックしておいてください
モーター付き電気製品は通常消費電力よりも起動時は何倍もの電力が必要です。
電力(W)が不足していると製品はスイッチも入りません。
下記が必要な電力の目安です。参考にしてくださいね
サンプル例
参考URL:http://www.hatudenki.com/power_con.html
丸のこはモーター付きなので1200wは計算上は必要ということです。
それからバッテリーについてですが、12Vバッテリーで電流105AHの場合、
100w電球が約8時間つけっぱなしで使用できるという計算になります。
なので充電なしで、インバーターで電力供給する場合は、
どれだけの電力を何時間使うかを計算して必要なバッテリーを搭載してください
走行中に、沢山の電気が必要であれば、バッテリーを増やす必要があります。
たま~に、発電機を回しながら走行している恐ろしい車があります
発想がやばいっす
水素ガスがちょびっと発生するらしいので、ある程度は換気できるか、
専用のホースを付けます。
これ、使ってますが、テストはしてません!(その後→使いましたが良さがわからん!)
しかし、このような事だけでも知っていると足ふみの時間が減ると思います。
使えない物を購入してしまって、時間もお金も無駄になり嫌になってしまう安物銭失いケースばかりにぶち当たると
心が折れてしまいやる気が失せますからね~
(2020年)現在、リチウムバッテリーポータブル電源が15万程度で販売されています。
今後は、この性能が上がり、価格は安くなっていくので、
リチウムバッテリーに変わっていくでしょう
電気・ガス・水道などの専門分野は、専門家や経験者に相談したり、
任せてしまう事も、時としてお勧めします。
勿論、使う方が勉強されることは言うまでもなし
お金は少しかかっても、完成までの近道を知っています。成功例も見ています。
経験値という時間はお金では買えないメリットがありますからね~
ええこと言うなあ。。
移動販売車やキッチンカーをお考えでしたらお気軽に!