29日、朝10時出しのニューレインボーで今年最後の釣りに行きました。
今回はいつもの相棒が29日まで仕事ということで、久しぶりに磯釣りの指南役である〇藤さんとの釣行です。
レーンボーの基地に到着すると、世間はもう年末の休暇になっているので予想どうり駐車場は車がいっぱいでたくさんの釣り客が来ています。
今日の天候は、雨や波はさほどでもないのですが北西の風が11ｍ位い吹くとの予報です。船は必然的に中五島を目指すことになります。
釣り客みなさんの共同作業で、ポーターのボクチャンの呼び出し順に荷物を積み込み予定時間より30分早い9時30分に出船になりました。
船はたいした揺れもなく1時間30分ほどでまず中通島の福見鼻辺りに到着、さっそく4人組の釣り客から瀬上げしていきます。
次に若松島の白崎、田ノ小島と次々に釣り客を上げて行き、私たちは最後から2番目に若松島の石切場の下の地磯に上がることになりました。
ここは浅場で見るからに夜釣りしかないポイントです。
上がった瀬の先端です。ヘボ島が見えます。
右側です。奈留島方向です。ケブタ瀬が見えます。
左側です。夜釣りは沈み瀬方向に潮が行けばいい感じがします。
船長も「夜釣りがんばってくださいね。10匹ばかりは釣れるやろ」と言い残して高崎鼻方向に向かって行きました。
初めての場所ですが今の時期、昼間はコッパクロだらけだろうし元々今回は夜釣りメインなので期待が膨らみます。
〇藤さんは上がってすぐに昼釣りの準備をされます。久しぶりの釣行なので少しでも早く竿を出したい様な雰囲気です。
私は〇藤さんの様子をみながらゆっく仕掛けや撒き餌の準備をしたり、お湯を沸かしてカップ麺を食べたりして夕方までのんびり過ごすことにします。
〇藤さんは圧倒的にコッパグロが多い中、足裏サイズを数匹と夕方近くには1キロ近いサイズの口ブトをキープされていました。
強風の中、昼釣りを楽しんでいる〇藤さん。
私も夕方までの間、時間があまりにもあるので我慢できず少しだけ昼釣りすることにします。
夜釣りのエサ取り対策もあって撒き餌は打たず、〇藤さんのマキエの流れの延長線上に大遠投して煮つけ用にと足裏サイズを家族分にちょとだけキープしました。（＾＾）
１８時ごろ、辺りが暗くなってきたころから夜釣りを開始します。
しかし、・・・クロらしき反応が2時間たっても全くありません。（ＴＴ）
20時10分、沖の沈み瀬あたりに超遠投し狙ってみたたところ、やっと口ブトが掛かってくれました。いつもはぶり上げるところを大事にタモで掬いました。
嬉しくて写真を撮りました。1.2、3キロぐらいでしょうか。正月用が釣れました。（＾＾）
これからだと思い同じところを狙いますがその後はまたまた沈黙です。
一晩中潮が手前に流れこみ、風は背中からで立っていられないくらいの爆風です。
厳しい状況の中でも〇藤先輩は足元で２枚の口ブトを釣られてました。流石です。
私はあちこち動き周り、遠投、足元いろいろタナを替えツケエを替えハリを替えやってみますが１キロあるなしのオナガ２枚を釣るのがやっとでした。
20分ほど３回休憩しただけで寝ずにがんばりましたが、明るくなってきたら釣りを止め道具をかたずけ汚した磯を流し、その後は久しぶりの先輩とあれこれ談話して釣り納めとしました。
９時にレインボーが迎えに来ます。
最後に瀬上がりされた常連の〇田さんに帰りの船の中で伺ったら、風で釣りにならず〇田さんらも4枚だけとのことでした。
なんとか正月自宅で食べる分だけ確保できた今年の釣り納めでした。（ＴＴ）
見様見まねでお造りにしたクロです。
