子どもたちが保育園に行くようになって、思ったのが、やっぱり保育園に行くといろいろな病気をもらってくるなぁということ。

2ヶ月間自宅で見ていたときは鼻水ひとつたらさなかったのに、保育園に行き始めた途端、鼻水が出るように・・・。

やっぱり色々な菌があるのね・・・。

そうやって強くなるのはいいんですけど、まだ免疫がないやっぱりコロナは心配ですね。

そしてこの2ヶ月私も風邪を引かなかったけど、私が子どもたちから移るのも時間の問題な気がします・・・。

 

さてさて、今日は久しぶりに絵本の話を書こうかなと思っています。

オススメの絵本第2弾!

1弾はこちら→臨床心理士がオススメする絵本その①

 

毎晩の読み聞かせタイムは継続中で、最近1歳8ヶ月になった娘は図鑑にはまっています。

 

 

図鑑と言ってもガチな感じの図鑑ではなくて、

「はじめてずかん415 英語つき: しゃしんがいっぱい!」

という図鑑です。

 

 

 

名詞のトレーニングをしていると時々いるのですが、特定のイラストで名前を覚えてしまうと、それ以外はその名詞ではないと思ってしまう子どもがいます。

例えば、ある象のイラストを見てそれを「象」だと名詞の獲得ができたとして、子どもの中にはそれ以外の象の写真やイラストは「象」ではないと認識する子どもがいます。

なので、より実物に近い写真を「象」と覚えた方がいろいろなイラストなどに「般化」しやすいわけです(般化とは、ある一つのことを覚えたら、それと似たような行動や名詞も学習すること)。

 

娘もいろいろな名詞を獲得してきたので、図鑑を買ってあげたいなと思っていたのですが、小さい子向けの図鑑はイラストのものが結構多くて、なかなか「コレだ!」というものが見つからず、やっと見つけたのがこの図鑑でした。

分類ごとにメジャーなものの写真がたくさん載っていて、毎晩寝る前に「何読むの?」と聞くと、「ずかん!」と言って、一緒に見るのが日課になりつつあります。

普通の動物の図鑑も買ってみたのですが、さすがにまだ持ってはきませんねw

 

 

 

あと最近娘が持ってくるのが「きんぎょがにげた」という絵本です。

 

 

これは1歳になった頃に買って、2ヶ月くらいハマり、5ヶ月くらいは読んでいなかったんですが、名詞を色々を獲得してきたこともあり、「きんぎょ」と言いながら最近はよく持ってきます。

五味太郎先生のビビットな感じの色使いもそうですが、はっきりとしたイラストなので、子どもがすごくわかりやすいんだろうなと思っています。

そして何よりもいいのは、指差しや視覚探索の練習にもなるということです。

指差しの話は以前もブログで書かせていただきましたが、自発的な指差しは本当にめちゃめちゃ大事なんですね。

さらに、発達検査の項目でも1歳半から1歳9ヶ月の課題で、指差しで回答することが求められます。

「きんぎょがにげた」はきんぎょがいろいろなところに隠れて(?)いるので、それを探すような絵本になります。

きんぎょがどこにいるかはすぐに覚えてしまうのですが、「金魚どこ?」と問いかけて「あった!(まだ「いた」と「あった」の区別が娘はできないので)」と指差して答えるというようなやりとりは、名詞を獲得する上での指差しを自然と行えるので、とてもいいなと思って購入しました。

指差しで金魚の場所を答えるというのは結構前からできていたのですが、急激に名詞の数が増えたこともあり、金魚以外のイラストを指差して「帽子!」、「くつ!」と少し図鑑的な感じで楽しそうに娘は読んでいます。

 

 

 

最後にもう本当に有名な「おおきなかぶ」もおすすめです。

 

 

一緒に「うんとこしょ、どっこいしょ」という動きをするのも楽しいのですが、大人になってから絵を見ると、面白いシーンが結構あります。

かぶが抜けない時のおじいさんのしょんぼり具合とか、動物のポーズとか思わずアテレコをしたくなるような、そんな絵本です。

小さい頃からこの絵本は知っていましたけど、イラストがこんなに味があるなんて知らなかったです。

 

この3冊はおすすめですね。

他にも色々とおすすめな本はありますが、今日はとりあえず3冊だけ。

おもちゃとかも本当はおすすめはたくさんありますが、それはまた今度で。