皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。
以前「「~しなければいけない、~であらねばならない」から
抜け出せず、苦しんでいる方へ」という記事を書きました。
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うちにご相談に来られる方の7~8割はそういった「信念」を
お持ちです。
例えば「人に頼ってはいけない」、「完璧にしなくちゃいけない」
「頑張らなくてはいけない」、「人に負けてはいけない」・・・等々。
皆さんも1つや2つは持っておられるのではないでしょうか?
(私自身も結構持っています(笑))
勿論、その信念を否定するつもりはありません。
その信念のお蔭でオリンピックに出れたり、社会的に成功したり
そこまで行かなくても必ず自分の役に立っているはずですから。
ただ、それ一辺倒だとしんどいと思います。
何故なら、その信念に従わない事は許されない事だと
信じ切ってるわけですから。
時には「そこまで頑張らなくてもいい場面」や「人に頼っても
いい場面」もありますよね? 他人から見れば。
ですから、どんな時でもその信念を貫き通して苦しい人には私の
同門(矢野講座の先輩)のTVで活躍されてる心屋仁乃助先生が
なさってる様に「~しなくてもいい」という言い換えが効果を発揮
したりします。
前回「責任とは”反応する能力”」
=「相手の言動や状況にどう反応するかを自分で選択する能力」
という意味だと勝手に定義付け(笑)しました。
では「自己責任とは何か?、自己責任の範囲は?」何でしょう?
もしその定義に沿って考えてみると(これも私の勝手な定義ですが)
「自己責任とは、ある状況でどの様な反応を選択するかを自由に
選ぶ能力が自分側にある事を認め選んだ反応に対してはそこから
派生する感情や言動については自分の選択の結果だと認める」
事だと決めちゃいます(笑)。
例えば「人に頼ってはいけない」という強い信念で生きて来た人が
「誰か手伝って」の言葉が言えずに、徹夜続きで心身共に疲弊して
しまい、うつっぽくなって会社を休職してしまった自分を責めてる、
といった場合。
こういう自責型の人は大抵「自分に厳しく他人に優しい」
本当に素晴らしい人格の持ち主の人が多いです。
ただ自己責任という部分では厳しいですが不合格だと思います。
何故なら上に書いた”自己責任の定義”の一部である「どの様な
反応を選択するかを自由に選ぶ能力が自分側にある事を認める」
事を放棄してしまっているからです。
もしそれが当たってるなら、本当の意味では自分に対して責任を
持っていない、と言えるのではないでしょうか?
(またまた厳しいですが)
つまり「この考え方しかない」と思い込み、自由に選択する能力を
自分は持っていないと決めつけてしまっているからです。
(「人に頼る」という選択も「自分を責めない」という選択もできた
はずだからです)
もし、あなたがそうなら
「私は~しなければならない」という信念を
「私は~する事を選びます」という言葉に置き換えてみませんか?
そうすれば、より自分で選んでる事に気が付くと思います。
もし、それがわかったら「~する事を選ばない」という選択肢も
ある事がわかるのではないでしょうか?
そういった人とは逆に
「子供の時に親が僕を認めてくれなかったから、仕事なんて
できない。一生恨んでやる」と成人しても引きこもってる人等・・・。
そういうタイプの人はうちに来るお客様の中では少ないですが、
「△△の”せい”で〇〇ができない」と思い込んで苦しんでる人も
責任を放棄してしまっています。
勿論心の傷をまず癒す事が先決でしょうが、こういうタイプの人
も自分で自由に選択できる事を認める必要があると思います。
もし、あなたがそういうタイプなら
「私は〇〇ができない」を「私は〇〇しない事を選んでいます」と
言い換えてみると、より責任の所在がはっきりすると思います。
まあ、いずれにしても個人の選択は誰も止める事ができない
のですから、何を選んでもO.Kだという事です。
但し、自己責任の範囲で(笑)
それでは今日も良い変化を
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