経営者の判断が事故を生む | ビルメンテナンス マンション管理 リフォームの しんらいライフサービス 社長 寺﨑道弥のブログ

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零細企業ながら安定した経営をしております。
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みなさんのおかげさまで!

しんらいライフサービス株式会社 寺﨑道弥です。

 

 

 

昨日、隙間時間ができたので献血ルームに行きました。

 

(400ml献血は年4回が上限で、血液分析の結果を健康診断代わりに利用しています。)

 

 

読売新聞があったので、久々に紙の新聞を手に取りました。
 
社会面には「福知山脱線事故から17年」の記事と「知床遊覧船沈没事故」が並んでいました。
 
どちらも「事故」ですが、それに至る背景を追えば「人災」であることに気付きました。
 
経営陣や社長の指示が根本原因の「人災」です。
 
福知山線脱線事故は、経営陣からの定時運行へのプレッシャーからの過度な速度でのでのカーブ侵入が原因。
 
知床遊覧船沈没事故は、悪天候が予想される中であえて出航。
 
これは社長あるいは現場の事実上の権限を握る社員の指示?
 
悪天候なのに出航させたのは、欠航させると日銭収入がなくなるから?
 
追加融資が出ないレベルまでになったコロナによる経営悪化を埋めようと、無理な判断が出た?
 
 
いずれにしても「人災」であることは明らかになるでしょう。
 

経営者あるいは経営陣の心の余裕のなさは、現場にひずみとなって現れます。

 

こういった事象に接すると、自分はどうか?と改めて問います。

 

ワタクシはここで何度も、長時間労働、危険作業、台風や大雪時の出勤、低額での受発注を否定してきました。

 

それは、最終的に社員従業員、外注先にひずみや事故となってくるからです。

 

 

当業界でもこんな事例があります。

 

低収益で何でもかんでも現場にやらせようとするあまり、高齢の従業員に管球交換をさせて、転落死亡事故になった。

 

ガラス清掃業者が、現場数をこなすために安全確認を省略し、転落死亡事故になった。

 

そこに至った背景は何でしょう?

 

組織的な安全対策意識の欠如はもちろん、低価格にも原因はないでしょうか。

 

心理的側面としては、あらゆる余裕のなさ。

 

そんな事から、良い意味での「ゆとり」の必要性を訴えたいと思います。

 

ゆとりはお金と心の余裕でもあります。

 

 



「人災」で亡くなられた方々へお悔やみ申し上げるとともに、2012年8月9日の知床遊覧船で知床岬ツアーの様子をUPします。

 

画像が劣化気味ですが、二重の虹と知床岬です。

 



お盆休み期間中ですが、知床は寒いので長袖を着ていました。
 

 

 

この日はウトロ港からずっと虹が出ており「知床岬と北方領土に虹の架け橋ができたよ」と喜んでおりました。

 

 

 

 

 

 

「寺崎道弥 YAMAP」

 

 

 

個人名で、Facebook Instaguramもやってますので、検索してみて下さい。