みなさんのおかげさまで!
しんらいライフサービス株式会社 寺﨑道弥です。
夜明けが遅くなり、夜と朝の交叉する目黒駅前はこんな雰囲気。
人がいない、自然がもたらす光と影の競演、嫌いじゃない。
今日は「BIGBOSS」新庄監督の話から。
阪神ファンのワタクシ、新庄が現役時代の頃は、セパ問わずプロ野球見に行きまくってました。
一番多かった年は、神宮、東京ドーム、横浜スタジアム、西武球場、千葉マリン、甲子園、広島市民まで、年間26試合も。(呼び方が古い)
その頃にリアルに輝いていたのが背番号63番新庄でした。
細身のカラダですが、バネがあったので飛ばす飛ばす。
センスは抜群だったのですが、歴史に残る名選手までなれなかったのは、「管理野球」が原因だったのではないか?と勝手に解釈しています。
今、新人でプロ野球界に入ったら、トップ3になれるのは間違いないでしょうか。
当時のスポーツや部活の世界は、監督先輩の言う事は絶対、良いところを伸ばすよりも、悪いところを直す、恫喝、エラーしたらグランド一周等の罰は基本でした。
恐怖で管理、支配して、指導者自らの面子を維持する今の中国共産党みたいな発想 (笑)
嫌な事、苦行を続けた先に栄光が待っているという「巨人の星」「小公女セーラ」「おしん」的な洗脳。
エラーして、ミスして、グランド一周、腕立て伏せ、それで上手くなりましたか?
そんな世界で、スポーツが嫌いになったんじゃなくて、その環境が嫌いでスポーツ辞めてしまった人、多かったように思います。
そんな中で、自由で良い意味でおバカなあの性格ですから、立ち位置としては真逆で、公私共に随分辛い思いをしたんじゃないでしょうか。
そんな彼がプロ復帰は叶いませんでしたが、今度は指導者として帰って来た。
もうね、期待しかないですよ。
野球界の今までの常識や悪しき慣習を良い方向へ変えてくれるでしょうし、その変化が人々の考えをも変えていくと信じているから。
スポーツだけじゃなく、日本の「カイシャ」や教育にも大きな影響与えて欲しいなぁ。
例えば、こんな感じにね。
練習時間が長いから上手くなる ⇒ 上手くなるための効率的な練習をする
嫌な練習をするから上手くなる ⇒ 上手くなるために楽しく前向きに練習する
ウチの学校の伝統だから ⇒ 上手くなるための合理的な伝統に
指導者の練習法に嫌でも全て従う ⇒ 自分がその練習法に納得して練習する
みんながやってる練習だから ⇒ 自分にとって必要で効果的な練習を
年上がレギュラーになるのは当たり前 ⇒ スポーツの結果は年齢は関係ない
下級生は下積みが基本 ⇒ 自分の事は自分でやれ、合理性のない下積みはもはや人権侵害
マイナス面だけ直す ⇒ プラスな面をもっと伸ばす
苦労しないとハッピーになれない ⇒ ハッピーになるために楽しんで頑張る
人生は苦行 ⇒ 人生は楽しい
全部、日本の今の「カイシャ」にも通じてますよね。
スポーツ界の名監督って、偉業を達成すると本を出しますよね。
(あれ、ほぼ全部ゴーストライターが書いてるんだけどね)
「私はこんな風に選手を指導して、栄光に導いた」って。
新庄BIGBOSSにも、来年の今頃そんな本を出して欲しいな。
そして、それがベストセラーになって、教育者、指導者、経営者、首長、議員達の意識が変わる。
そしたら、経済的にはイマイチな国でも、国民は少しは生きやすくなれるよ。
今朝の空を見て、多くの元気のない日本人の心の夜明けが、こんな形で来ないかなぁ。
もう「苦行や忍耐の先に良い事が待っている」って発想止めようね。
「1億総活躍社会」じゃなくて「1億総尊重社会」へ!
そんな事を思った。
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