「旅を止めたら、死んでも死に切れない!」
ホントの職業は「旅人」寺﨑道弥です。
東京生まれ、東京育ち、東京で会社経営する私が、日本のいい所をいっぱいご紹介します。
GWが終わり、今日から日常が戻りますね。
次の3連休は、7月中旬の「海の日」までお預けです。
皆さんは、どんなGWを過ごしましたか?
GW後半の遠出は、5/4に日帰りで静岡の秘境に行っただけでした。
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日帰りで秘境へ行っただけと言い放ってしまう感覚が#旅バカです(笑)
5/4は、東名道綾瀬バス停の渋滞を回避するべく、朝5時に出発。
まだ朝7時過ぎなのに行列してる、沼津港の「にし与」で海鮮朝ごはん。
沼津港が目的地になる方も多いんでしょうけど、ワタクシにとっては、駅前のドトールでコーヒー飲むようなもの。
「週3日以上」と記載していたのに、「1日でも2日でも」と条件を妥協せざるを得ないくらいの人手不足なんですね。
立場上、こういうの目に付いてしまいます。
駿河湾由比港では、春の桜えび漁が始まっています。
この日は漁が休みで、この有名な桜えび干し場に桜えびはありませんでした。
この画像一度ぐらい見たことありますよね?
撮影地はココですよ ⇒ https://4travel.jp/travelogue/10964933
今日の旅のそもそものお目当ては、まだ行ったことのない安倍川の源流と20年ぶりの大井川の畑薙第一ダムです。
大井川や安倍川には、地元の方向けの多くの生活には欠かせないつり橋があります。
このつり橋を渡ってみたら、茶畑がありました。
この恐怖を息子に教えたろうとしましたが、無反応でした (笑)
ちなみにワタクシは、こういう高所大好きです!
途中県道から外れ、安部川の支流の集落に向かってみます。
わさび田と茶畑が同居する集落って、記憶にありません。
ここが「山葵栽培発祥の地」だなんて、全くしりませんでした。
偶然行ってみた所にこんな発見があるのが、放浪旅の醍醐味です。
本数が少ないですが、バス便があるだけ恵まれた集落です。
バス便すらない集落が、国内にどれだけあることか。
山葵栽培地は清流確定ですから、行くだけで気持ち良いです。
山葵は日が当たり過ぎるのも良くないのでしょうか。
有東木集落はココ ⇒ http://www.okushizuoka.jp/100sen/spot/000883.html
風は強いですが快晴です。
有東木集落から標高を上げると、ここにも耕作放棄地が。
茶畑も放置すると、ただの木になってしまうんですね。
新緑、快晴、清流、清々しいですね。
売店と食事処が併設された「うつろぎ」です。
清流の風を感じながら、そばが食べられます。
かなりマニアックな場所のようで、静岡県内のナンバー以外見かけませんでした。
有東木集落を下り、梅ヶ島温泉を目指します。
梅ヶ島温泉はこじんまりした印象。
この番組で紹介されるバス路線、結構行ってたりします (笑)
梅ヶ島線は、番組に先を越されてしまいましたが。
番組の終点はバス停ですが、私の終点は行けるところまでです。
山梨の身延側へ抜ける安倍峠まで行ってみます。
山が一部崩落、落石、通行止めになってなければ、もちろん行きます。
人家があるところから、こんなに上がってきました。
道中無数にある名もなき滝。
熊出没注意!
車ではここまで、安倍峠を越えて身延までは通行止めです。
安倍峠越え諦め、今度は井川の先まで行ってみます。
畑薙第一ダムです。
大井川にはこういった山の恵みが集まっていきます。
ワタクシがダムカード本気で集めたら、かなり集まると思いますよ。
ワタクシは人がいない秘境に行くのが好きなので、自動的にダムや原発を通ってしまうんですね。
ここから二軒小屋まで一般車輌は通行止め。
GWの山の事故への備えか、警察車輌が詰めていました。
大学二年の頃、自転車で身延線の「波高島駅」から天付峠(でんつくとうげ)を越え、大井川沿いを下りて来たことがあります。
山を下りる途中で日が暮れ、雨をしのぐために建設中のトンネルでビバークしたのは懐かしい思い出。
夕暮れの小河内集落
南アルプスに沈む夕日を、大井川にかかる橋の上から。
日が暮れてしまいましたが、車で渡れるこんなつり橋もあります。
この日の走行距離を振り返ると、620㌔でした (ノ゚ο゚)ノ
安倍川・大井川沿いの県道は、ワインディングが果てしなく続きますので、山道に慣れていない方はご注意を。
やはり静岡の山間部も、なかなか捨てがたいエリアだという事がわかりました (゚∀゚)
今回の旅のイケてる度 ★★★★ 星4つです。