みなさんのおかげさまで!
しんらいライフサービス株式会社 寺﨑道弥です。
今日の話は、タイトルそのままです (笑)
労働集約型産業の中でも、マンション管理業のお財布は管理組合、ビルメンテナンス業のお財布は法人さんですから、飲食系やコンビニのように「来月から10%の値上げお願いします」と簡単に即価格転嫁がし辛い業界です。
①「人件費が上がってきてますので、そろそろ値上げをお願いします」と当社が言い始め、
②発注者は同業他社の動向を聞いて比較して、
③それでも現行金額でやってくれる別の会社を探し、
④別の会社も同じこと言って、「この会社の言ってる事も仕方ないんだな」と理解していただき、
⑤次の契約更新時に値上げの予算を計上して、ようやく認可 ← 今ここ
なんてことやってますから、価格転嫁まで一年周期ぐらいみなければならないのです。
ですから、現在の価格そのままで最低賃金や時給相場が上がり、社会保険料率は上昇傾向、原価高騰しているのに価格転嫁できていなののですから、今業界は一番厳しいときでもあるのです。
過去から繰り返していることですから、この辺の記事もご参考に。
特に当社のお付き合いしている大手管理会社は、中堅各社にまとめて50棟とか100棟とか発注し、「グロスで合わして!」となっています。
その50棟のうち2~3物件が赤字なら継続取引するメリットはありますが、これが10~15棟となってくると、黒字物件で赤字分を補填する事になりますから、企業としてやっていけなくなります。
多くの取引がある以上、「赤字なんだから、安かろう悪かろうでいいじゃん!」とはいかないんです。
※実はこの大手管理会社が当社のような会社とグロス取引していて、安くてコスパ高いサービスを受けられている管理組合は多いのです。
例えば、じゃがいも5個入り袋が100円だったとしましょう。
10個入りなら170円180円で売ってもらえるかもしれませんが、140円150円で売ってもらえないのは誰でもわかるでしょう。
言い方変えると、本当は190円が適正価格なのに、グロス取引で170円で買えてるようなものです。
貴方の管理組合違いますかね? (笑)
ようやくここへきて、誰もが知る財閥系、電鉄系マンション管理会社は「下請けの値上げもやむを得ない。管理組合へ値上げをお願いしよう」という動きが始まりました。
次は貴方のマンション管理組合は、管理会社から「値上げお願いします」って来るかもしれませんね。
アバノミクス効果が出ているのは、金融と建設不動産と大企業のみ。
世の大半の方は、いざなぎ超えの好景気を実感できず、恩恵を感じられないままです。
スーパーの定点観察をしていてわかるのは、実態経済はデフレであることです。
ここで生活コストの一部であるマンション管理費の値上げが来ると、厳しいですよね。
でもね、安心してください! ← もう古いか(笑)
管理費に占める割合の高い管理員や清掃員の勤務時間の削減や点検仕様の見直しをはじめ、管理仕様の組み換えで乗り切れる可能性があります。
大半のマンション管理組合は、既存の仕様が適正か立証する前に、とりあえず価格を下げようとするのですが、例えば管理員の勤務時間を一日1時間減らすだけでも、年間30万円以上のコスト削減が可能になるんですよ。
気になりましたら、お問い合わせ下さい。
あ、最後営業になっちまった (笑)
寒い日が続きますが、春はもうすぐ!
良い一日をお過ごし下さい!
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