母ちゃんがこさえてくれた

味噌おにぎり。


何かというと

おやつ代わりに

味噌おにぎりが作ってあった。

夏の学校帰りなどに、ドンピシャであったー


自分では三角おにぎり🍙が

握れないので、

味噌おにぎりを作れない。


ときどき、小さめの焼きおにぎりが

こさえてあった。


特別うまかったわけでもないが

出されレばかならず食べていた。


誰かに頼めば

作ってくれそうだが


母ちゃんの手でこさえた

味噌おにぎりとは違う気がする。


いろんな食べ物があるけど

二度と食べれない物を思うと、

取り返しのつかない忘れものをしたような侘しさを感じる。


亡き母は

今日は味噌おにぎりにしようか

焼きおにぎりにしようか

どう決めていたのだろう。


そんな事を

母が言ってた「味噌さえあればご飯🍚が食べれる」という理不尽?な言葉とともに

手塩の効いたおにぎりを想い出した。


 一度味噌おにぎり作りに挑戦したが、

手のひらが味噌とご飯つぶでベトベトになりイヤになった。

 母ちゃんは、どうやって味噌おにぎりこさえてたのだろう。