ゲームという名のリハビリ① | 人生、山アリ谷アリ洞窟アリ。。

人生、山アリ谷アリ洞窟アリ。。

人生ってホントわからない…。

7歳年下の彼との出会いと、備忘録的な日々のあれこれ。

その時、というか今もですが、『はじめに。』で書いた1つ目の出来事により私は、

洞窟の中で迷子でした。

(物理的な意味ではなく、精神的な意味です、念のためうさ。

 

あまりに迷子期間が長くなり過ぎつつあって、

どうしても出口を見つけたいという気持ちが、とても強くなっていました。

 

でも。

 

真っ暗な洞窟の中をただ闇雲に歩き続け、

時にはあちこち身体をぶつけ、傷を負い、疲れ果て、

しまいには歩くことさえ出来なくなって、その場にただ蹲って…

 

そうして過ごした時間の代償として、私は真っ直ぐ歩くことさえ忘れていました。

 

 

リハビリをしよう。

というか、しなくちゃダメだ。

 

不意にそう思いました。

 

 

思い立ったら吉日な性格は、洞窟の中でも変わりません。

 

でも、やっぱりここは洞窟の中。

取れる手段は限られていて、私はいくつかの試行錯誤ののち、1つのゲームに辿り着きました。

 

『農園婚活』というタイトルのそのゲームは、文字通り、

農園生活を送りながら婚活をして、パートナーを見つけようというもの。

 

 

実は、1つ目の出来事というのが、結婚に絡むものでした。

 

簡単に言うと、結婚詐欺…と言いたいところですが、

金銭の搾取が絡まないと詐欺とは呼べないそうなので、婚約不履行が1つ目の出来事でした。

 

結婚を約束していた相手が、実は既婚者であることを隠していたんです。

 

少し前に、福岡の巡査部長が既婚であるにもかかわらず別の女性と結婚披露宴を行おうとしてバレてニュースになっていましたが、ほぼほぼ同じケースです。

私の場合は披露宴よりずっと前段階で判明しましたが、それでも、同棲もしていましたし、挙式や入籍にまつわる話も普通にしていて、親や友人にも紹介したり結婚するよと話したりしている段階でした。

 

一切がバレた経緯は、長くなるので割愛しますが…。

事実を知って、気づけば私は、出口の見えない洞窟の中に迷い込んでいました。

 

 

とはいえ、私がしたかったリハビリは、単に人との会話でした。

たとえそれが、肉声を介さない文字によるものであったとしても。

 

というか、むしろ、文字でのやり取りぐらいから始めるのが丁度よかった。

 

洞窟の中では、人との会話すらもない日々。

当時、あまりに外の世界が眩し過ぎて、SNS等も完全に断っている状態でした。

 

ただ、恋愛の傷は恋愛で…ではありませんが、ゲームというライトで仮想な形を借りて、そういったことのリハビリも多少なりともしたかったのは事実です。

 

 

そんなこんなで、諸々のリハビリを目的として、ゲームを開始しました。

 

5月22日か23日のこと…だったと思います。