剣の神社と山辺の道 | あき&みっちゃんの好きなことを好きなように好きなだけ

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2004年8月、二度目の大神神社参拝の時に、

訪れていた、石上神宮の過去ログ再録です。

 

「神宮」の称号を、伊勢神宮と同時に並び称した、

日本最古の神社の一つで、

伊勢神宮の古名が、「磯宮(いそのみや)」であることから、

「いそのかみ」と何らかの関連があったと言われているそうです。

 

 

大神神社から169号線を北へ向い、天理で東へとそれた。
向かうは石上神宮。
以前から気になってはいたものの、

まだ一度も訪れたことのなかった神社だ。
 

 
石上神宮の御祭神は、

神武天皇が大和平定の際に用いたと言われる神剣

『布都御魂大神−ふつのみたまのおおかみ−』

 

熊野で、賊が放った毒気にあたって壊滅寸前になった

神武天皇軍ですが、高天原から降ろされた、

起死回生の力を持つ一振りの刀(布都御魂)によって、

天皇軍は蘇生し、見事大和を平定したのだそうです。

 

そして、素盞嗚尊が八岐大蛇を退治したときに用いた

十握剣である「布都斯魂大神−ふつしみたまのおおかみ−』

 

天十握剣(あめのとつかのつるぎ)

別名を、「天羽々斬(あめのははきり)」

「蛇之麁正(おろちのあらまさ)」

「天蠅斫之剣(あめのはえきりのつるぎ)」

「蛇韓鋤之剣(おろちからさびのつるぎ)」 など。

 

記紀神話のいろいろな場面で、登場する十握剣は、

「手で握る部分の柄が十握り分(4本の指で10人分)もある、

とても長い剣」の意味を持ち、神話に記されている全ての十握剣が、

同一のものなのか、謎に満ちている剣です。

 

元々本殿の無かった、石上神宮の禁足地に、

御神体として埋められたという伝承があり、

明治時代になって、禁足地を発掘したところ、

御神体が出御されたので、本殿を造営することになったのだそうです。

 

『布留御魂大神−ふるのみたまのおおかみ』

 

物部氏の遠祖・饒速日命(にぎはやひのみこと)が、

高天原より、天磐船(あめのいわふね)に乗って天降られる時、

天津神から「天璽十種瑞宝(あまつしるしとくさのみづのたから)」

を授かりました。

「十種神宝(とくさのかんだから)」とも称えられる、十種類の神宝は、

瀛津鏡(おきつかがみ)、辺津鏡(へつかがみ)、

八握剣(やつかのつるぎ)、

生玉(いくたま)、足玉(たるたま)、

死返玉(まかるがへしのたま)、

道返玉(ちがへしのたま)、

蛇比礼(へみのひれ)、蜂比礼(はちのひれ)

品物比礼(くさぐさのもののひれ) で、

授かる時に、

「もし痛むところあれば、この十種瑞宝(とくさのみづのたから)を、

一二三四五六七八九十(ひとふたみよいつむゆななやここのたりや)

と言って振りなさい。ゆらゆらと振りなさい。

そうすれば死(まか)りし人も生き反(かえ)らん」

と教えられたのだそうです。

 

今でも、石上神宮では、鎮魂祭(みたまふりのみまつり)

として、11月22日に十種神宝を用いた鎮魂祭が行われている

そうです。

 



石上神宮を奉祀してきた家系は、物部氏である。
物部氏は軍事を司り、この神宮は

武器庫であったという記録があるそうだ。 
物部氏は、十種神宝である『布留御魂大神』を用いて、

独自の「魂振り−たまふり−」と「魂鎮め−たましずめ−」の宗教儀式で、

その権威を保っていた。
 

 

国宝に指定されている七支刀−ななつさやのたち−や

鉄盾などが保存されていたのも、この辺りの理由からであろう。
御神徳は「国家鎮護・病気平癒」。



なんというか、少し重い感じがした。
重いといっても、決して嫌なものではなく、

濃い緑に囲まれた庵のような佇まい。
苔むした石灯籠。高い石垣。
黒く濡れた瓦に、どっしりとした風格の社務所。
朱塗りの、鮮やかな本殿へと続く門。
歴史を感じさせる重みだ。
 

 
門をくぐった後に現れる本殿は、

それまでと打って変わって可愛らしい印象だ。
新薬師寺の隣りにある「鏡神社」や、「大神神社」の拝殿でも感じる、

少女らしい可愛らしさがある。



行く先々に鶏がいるのには驚かされた。
天然記念物になっている種類の鶏らしい。

長鳴鶏(ながなきどり)の一種の

東天紅(とうてんこう:高知県産・天然記念物)、

烏骨鶏(うこっけい:天然記念物)、

採卵用種のレグホン・ミノルカなど。
注連縄の張られた鶏小屋の中に大人しく入っているものもいるのに、

忙しく歩き回ったり、石垣を飛び上がったりしているものもいた。



緑が多く、古風な雰囲気が気持ちを落ち着かせてくれる。
池には鯉もいて、社務所では、鯉のエサとしてお麩も売っている。
亜紀ちゃんが早速買って、池に麩をばらまいていたのは言うまでもない。
 

 

 

山辺の道を北へ向かうのも、南へ向かうのも、

どちらもが、石上神宮を起点とするそうだ。
山辺の道といえば、奈良市から桜井市にかけて、

奈良時代以前より残る日本最古の道。
天理は、丁度中間点にあたる。
この道に沿って、奈良時代、多くの天皇が古墳を作った。

昔ながらの自然が残る風景は、

今も多くの愛好者によって歩き続けられている。


 

私が学校の臨地学習で行ったのは、確か、北の道だった。
途中で、先生達とはぐれた私と友人達は、

いつの間にやら柳生街道に迷い込み、

忍者のように山の中を駆け巡りさまよった思い出がある。
よく、自力で近鉄奈良駅まで帰り着いたものである。


 

春日大社から、大神神社まで。
よくよく考えてみると、山辺の道の行程を、

現代版で辿っていたことになる。

昔から、人の通るところに道が出来るのだね。

 

 

山辺の道には、最古の「元伊勢」である

檜原神社もあるそうです。

三輪山の磐座を御神体としているので、

本殿はないそうなのですが、

三輪山の中腹にあり、とても見晴しが良いのだとか。

 

新緑や、紅葉の季節に行くと、とても綺麗でしょうね。

・・・結構ハードな坂道だそうですがてへぺろ

 

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