最近、伊丹十三が気になる。
彼が残した作品群を自分なりに咀嚼できればと思った。
まず始めに、彼の監督作品2作目の”タンポポ”を見た。
よく消化できていないがすごいセンスだった。エッセイストとしての評価の高い彼らしいものだろうと思う。とはいっても、まだ彼の文章は読んだ事はないが。
とにかく料理がたくさん出てきて食欲を刺激された。この映画は子供の頃にテレビの映画番組で放映していた記憶がある。その時はアクが強い、強烈な匂いがする映画でその匂いに耐えられずに見られなかった。今でこそ最後まで見ることができるが、やはり匂いがした。それを意図して作るのが監督の仕事だ。
映画を見た後にウィキペディアで”伊丹十三”を調べたら、すごい経歴の人だった。本当のところそんなことを知らない方が上手く咀嚼できるのだろう。経歴を見たところで、彼の見た風景が見られる訳ではないのだから余計な幕をつくるだけだ。
ともあれ、映画を見た気持ちで一杯なった。次回の作品が楽しみだ。