絵本 | 来たるべきシノノワールのために

来たるべきシノノワールのために

己の言葉を研ぎ澄ますことを目指して

人生とは絵本。綴った日々をまとめて絵本として、読み直すものではなく。今、この時が絵本の一ページを読んでいるということ。自分がそれを読むという行為が、行動している、意識しているということなのだ。過去を悔やむという行為もまた、絵本の一ページを読む行為である。絵本の登場人物が自分であり、またそれを読むのも自分。単純に自分の記憶というものがその絵本ではない。絵本は既に書かれていて、先のページを読むことしかできない。読みたくなくても、読み続けなければいけない。ただ、そこには読みたくないという文章が書かれているだけのこと。