いかに楽に走れるか | 良田 寛(ペンネーム) 新老いらくの記

良田 寛(ペンネーム) 新老いらくの記

いつのまにか「老いらくの記」という言葉が似合う、それなりの歳になってしまいました。
精一杯生きてきた事を何かに残したい、足跡を何かの形で残したいと思っています。


 毎日ジムに通い、ランニングマシンで5〜6キロ(無理をしないと決めている)走っている。以前は肥満の部類に入っていたが、今は、見た目肥満ではないと思っている(思っているのは自分だけか)。科学的(BMI値)にも、もうちょっとで肥満を脱する事ができる。
 ただ走っていると、その日の体調、精神状態によって体が軽かったり、重かったりする。これは私だけではないと思う。体が軽い状態で走るのがベストなのだろうが、精神状態をどう保てば体を軽くする事ができるのだろうか。素人ながらいろいろ考えてみた。
 現役の頃、会社で嫌な事があり、頭の中は怒りでいっぱいだった。当時ジムで水泳をしていたが、怒りが先行し、その日はいくら泳いでも疲れを感じなかった。ただ最近はそんなに怒ることもなく、怒りに頼ることもできない。要するに、走ることとは違うことが頭にあればいいのだろう。
 やはり考えるのは音楽を聴きながら。
まずは好きなポピュラー音楽(いわゆる70〜80年代の洋楽)をイヤホンで聴いてみた。これはかなり効果的だった。6キロ走ったが、それほど疲れは感じない。翌日は好きなジャズ。これはいけるんじゃないかと思ったが、結果はそうでもなかった。昨日は趣向を変え演歌にした。基本演歌は聴かないが、演歌の中にも良い曲、好きな曲はある。これを聴きながら走ったのだが、これが効果的だった。走ったのは8キロ。ジムのランニングマシンは占有する時間が1時間と決まっている。走った後の汗拭きなども入れると8キロあたりが限度となる。単に聴くだけではなく、どれだけ口ずさめるかによって疲れ方は変わるのではないか。
ちなみに聴いた演歌の曲は
  三善英史 雨
  渚ゆう子 京都慕情
  デュークエイセス 女ひとり
  小林明子 恋に落ちて
  坂本冬美 また君に恋してる
  吉幾三 津軽平野
  石川さゆり 天城越え
  湯原昌幸 雨のバラード
  石川さゆり ウイスキーがお好きでしょう
  テレサテン 愛人
  美空ひばり 愛燦燦
  八代亜紀 舟歌
  梅沢富男 夢芝居
 こんな曲を聴きながらよく走れるな・・・とお思いだろうが、けっこう走れてしまう。ただ何となく私の思考回路がバレてしまいそう。次回はまた趣向を変え、落語でも聴きながら走ってみようか。

  ジムのランニングマシンインディケーター