真夏の着物コーデ(2023年7月) | 風が吹く日も、雨の日も

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着物と子どもと「おいしいは正義」の日々。街歩きや美術館なんかも好きです。

全然記事にできていなかった着物コーデです。

まずは7月分から。

 

有松鳴海絞りの浴衣に、白黒献上柄の博多名古屋帯コーデです。

夏のド定番。

有松絞りがどうしても一枚欲しくて、楽天で反物を指定して仕立ててもらったものです。

帯は、これが合うと思って、リサイクルだけどこの柄と色目で正絹のものを必死で探しました。

しかしながら、夏になると着物巧者が一斉に個性的な絞りの浴衣を披露されるので、もう一枚「これは!」と思うものが欲しくなっており、これもひとつの沼だなと思う今日この頃です。

帯留めはトンボ玉です。

キタ新地の呉服屋さんの店頭で、マネキンがコーデされて素敵な帯留めをしていました。

「これ、いくらですか?」と聞いてみたら、女将の私物で売ってないと。

そんなこんなでこの夏中、似たものを探しまくって買ったのがこの帯留めなんですが、本当はもっとシルバーが入って光るイメージだったんですよね。女将、ええもん持ってはりました。

 

 

会社帰りに人に会う約束があり、この浴衣で出勤してました。

アパレルブランドのプレタの浴衣です。

(見つけたのはいつもの古道具屋さんです)

帯は、もうなくなってしまった住吉大社近くにあった古道具屋さんで300円で買った麻の半幅帯。

帯留めは京象嵌です。リサイクルだったか、京都で買ったのか記憶が曖昧です。

 

 

イベントの受付をする時のコーデでした。

可愛くてカジュアルなコーデと、夏のきれい系コーデのどちらにしようかと考えて、後者にしました。

化繊の紗の夏着物に、これも化繊ですが白くてきれいな名古屋帯を合わせました、

帯揚げはSeriaの日よけストールです。

帯留めだけITのイベント感を出してます。ブローチに帯留め金具を付けて作ったもので、メルカリで見つけました。

 

 

その翌日に、少人数でやるイベントがあり、今度は阿波しじらを衿なしで着ました。

帯はアヒルちゃん尽くしです。ハンドメイドでメルカリで買いました。

帯留めはトンボ玉の向日葵。

 

 

これは、初めて上七軒のビアガーデンに行った時のコーデです。

なんとなく、京都の舞妓さん芸妓さんの目を意識して、それなりのものを着ていこうと考えました。

長板中型染めの浴衣に、ラオスの雁皮布の名古屋帯です。

帯〆は色がよくて選んだのですが、短くて実際には締めているように見せながら締めてない、ネットで見つけた裏技を使ってました。

舞妓さんに「すごく柄の細かい浴衣どすなぁ」と言ってもらってやったーと思ったのはいい夏の思い出です。

 

 

カレンブロッソの芭蕉葉と鳥の浴衣です。何年も探して仕立てたお気に入り。

帯は木綿の半幅帯で、長浜ガラスの帯留めをしています。

夏のコーデは色数を減らす方がすっきりするので、この日は緑、黄色の2色をメインにしています。

 

 

千鳥の浴衣に、雪花絞りの半幅帯を合わせ、ジュエリーHanaさんの可愛らしい帯留めをしています。

千鳥文が大好きで、浴衣はスタンダードに白地に藍が落ち着くので、気に入っている浴衣です。

帯は数年前に、藤井絞祭に参加してみたくて思い切って買ったものです。

(浴衣を買うほども思い切れませんでした)

 

 

こちらは、この夏の大目玉のコーデです。

昨年メルカリで見つけて思い切って買った琉球壁上布をこの春に仕立ててもらいました。

大城廣四郎織物工房のものです。

ラベルがなくなっていたのですが、反物の端にはっきりと「コ」のマークがあり、それとわかりました。

それに合わせたのは、今帰仁の最後の芭蕉布に城間栄順さんが紅型を施した名古屋帯です。

更に、どうしても欲しかった翡翠の帯留め。これもメルカリで散々探して入手しました。

どんだけメルカリで買い物してんねん。

 

 

こちらは、「源氏物語」ブランドの朝顔の浴衣で、帯はミンサー織の半幅帯です。

帯留めはオオサンショウウオ。の箸置きに金具をつけました。

先日初めて京都水族館に行って、オオサンショウウオに興奮し過ぎました。

その名残がここに。

 

 

ただ、素人仕事で金具が取れたら悲しい状態になるので、予備の帯留めコーデとして金魚のとんぼ玉も密かに持っていってました。

 

 

以上が7月の着物&浴衣コーデでした。

次回は8月分を書きます。