浮世絵でみる豪華絢爛衣裳—打掛— | 風が吹く日も、雨の日も

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着物と子どもと「おいしいは正義」の日々。街歩きや美術館なんかも好きです。

 

 

大阪のミナミにある小さな美術館「上方浮世絵館」で浮世絵でみる豪華絢爛衣裳—打掛—」という企画展があり、行ってきました。

 

 

 

 

豪華絢爛衣裳の浮世絵ですが、描かれているのはほぼ役者絵です。

なので、衣裳は衣裳でも舞台衣裳ですね。

細かく描き込まれている模様が見事です。

演目や役柄の記号のようなものがわかれば、もっと面白いでしょうね…そこまでの知識や教養がないのが残念だけど。

 

 

 

 

 

 

こっそり現代アートの展示もありました。

見過ごしてしまいそう…。

 

 

4階の奥の部屋も展示室になっていました。

ここが展示に使われていて自由に入ることができたのは、私は今回が初めてでした。

何気に嬉しい。

 

 

 

そしてここに、本物の打掛がこっそり飾られていました。

鶴の文様が豪華です。

 

 

会期終了間際の滑り込みだったので、この展示はもう終わっていて今日からは浪花道頓堀の役者たちになっています。

こちらの美術館、小さくて見るのにそんなに時間はかかりませんが、建物や中(特にお手洗い)がいい感じだったり、ショップが楽しかったり、またお時間があれば浮世絵の制作体験もできます。

外国人観光客に結構人気の施設ですが、勿論日本人が行っても楽しいです。

来阪した友人を案内したこともありましたし、学生が学校から集団で見学に来ていることもありました。

 

受付とショップのお店番をしている人が大阪のおばちゃんっぽいところも私の中ではポイントが高い。

またぶらっとミナミを歩く時に寄ろうと思います。