町屋ホテル | 風が吹く日も、雨の日も

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着物と子どもと「おいしいは正義」の日々。街歩きや美術館なんかも好きです。

京都市内でランチをしていた時、お向かいに町屋をリノベーションしたホテルがありました。

ランチしてから日がたっていたのですが、京都で一泊しようとなった時に、そのホテルに泊まってみたい(=中に入ってみたい)ということになり、実現しました。

 

もとは京都市の登録有形文化財の旧伴家住宅でした。

それをなるべくそのまま残して、その後ろに新しく客室や大浴場を作ってあります。

伴家は近江八幡出身の呉服屋さんだったそうで、同じ伴家の住宅が滋賀県近江八幡市に残っています。京都・大阪・江戸にお店を出していたとのことですので、この家は京都での商売の拠点だったのかな。

 

玄関はこんな感じ。

 

 

休憩スペースのライブラリや、バー・ラウンジなどの共有スペースがもとの町屋部分で、坪庭も綺麗に残っています。

床の間や書院だけでなく、使い込まれた柱や梁、踏板など見るところがとっても多くて楽しかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナのためにバー営業はしていなかったのですが、インバウンドもごく少なく(ゼロではなかった)、京都で静かにゆっくり過ごそうと訪れている日本人のお客が多かったようです。

今頃は桜の季節、オン・シーズンで、ぐっと値段も上がってるのかな…。

でも、折角だから、こんなホテルは沢山の京都好きの人に来て、見てもらいたいなと思いました。

 

カンデオホテルズ京都烏丸六角

 

ちなみに、ランチをしていたお店はこちらです。

ここもおいしく、楽しい食堂です。

六角kitchen109