最近までその存在を知らなかったのですが、京都に泉屋博古館という美術館があります。
2020年に初めて「開館60周年記念特別展「瑞獣伝来 ― 空想動物でめぐる東アジア三千年の旅」という展覧会で行きましたが、企画展よりも常設展示の膨大な青銅器コレクションに圧倒されました。
(決して企画展がよくなかったという意味ではありません。)
その時に予告を見た浴衣展を楽しみにしていたのですが、実はコロナの影響で開催が延期となり、本当ならその時すでに終わっている筈の展覧会だったのです。
翌2021年にやっと開催され、行ってきました。
ちなみに、泉屋博古館は東京六本木にもありますが、現在リニューアル工事中で休館しています。
何気に置いてある文鎮に萌えます。
手入れの行き届いた中庭があり、見ていて気持ちがよいです。
館の外側にも自由に立ち入りができるお庭があります。
和服をレンタルした人が撮影会をやってました。
小さい美術館ながら、先述の青銅器コレクションは一度観てみる価値はあると思います。
(但し、特に萌えがない人は一度観れば充分かと…)
浴衣展は撮影禁止なので写真はありませんが、浴衣を染める伊勢型紙の製造過程や、手の込んだ浴衣である長板染めの制作風景を撮影した動画が流されていて、出品作も素敵なものが沢山ありました。
観に行けてよかったなぁと思いました。
(この後、メルカリで長板染めの浴衣を検索しまくりました。)
開催が丁度夏になったので、浴衣で観に来ている方も多かったようです。
受付の人も有松絞りの素敵な浴衣をお召しでした。