今年初めての樋口可南子ごっこ（着物で美術館・博物館に行くこと）は、中之島の東洋陶磁美術館でした。
「オブジェクト・ポートレート」というタイトルの企画展示で、見るからに東洋陶磁美術館っぽくない感じがするのですが、現代美術好きの友人の気をひくポスターです。
展示されているポートレート自身は撮影禁止なのでお見せできないのですが、陶磁器の一部分を写真で撮影して加工した抽象画もしくは現在アートっぽくしているパネルと、モデルになった陶磁器を並べて見せるという展示でした。
どの部分を切り取ったものか、考えるのが意外に楽しかったです。
この人の作品は、日本初公開だったとか。通りで見たことも聞いたこともない手法の作品群でした。
陶磁器などは大好きで、撮影許可があるところでいくつか好きなものを撮ってきましたのでついでにはっておきます。
着物が好きになる前から関心がなかった訳ではないのですが、着物が好きになってから、文様や時代ごとの手法、そのやりとり（物流）など興味の幅が広がりました。
中之島と東洋陶磁美術館、とても素敵なところですので、ただお散歩するだけでも行くと気分がいいです。
ちなみに、東洋陶磁美術館は、中央公会堂のお向かいにあります。
中央公会堂も、とっても素敵な建物ですよ。
