竹縞とよろけ縞の単に、八重山上布の八寸名古屋帯を結ぶ | 風が吹く日も、雨の日も

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6月のコーディネート報告を今頃…単の染め紬に、松竹喜生子さん制作の八寸名古屋帯を結びました。
八重山上布の帯は大体九寸で、八寸帯は珍しいそうです。
もとは石垣市織物事業協同組合の理事長をされたいた松竹さんが、理事長を退任し個人作家となられて、多分組合の検査を受けないで販売店に届いたと推測しています。
実はとても珍しい上に上布なので凄いお品だと思うし、実際安くはなかったのですが、それを裏切るかわいい色合いです。派手でもなく、地味過ぎず、和に偏らず、でも明らかに和という、やっぱり逸品ですね。
 
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淡いピンクの三部紐で付けたピンクの瑞雲の帯留は、紅型教室に長年通う友人のお手製です。
この帯留に合う三部紐はどれだと結構探しました。
淡い水色が欲しかったのですが、そのような色の三部紐がそもそも見つからないと言われ、何色でもあるというものではないんだなぁと感慨にふけってしまいました。

 

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場所によって出る色が変わります。
前帯とたれの下は青です。

 

 

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お太鼓ではふんわりオレンジからピンクが出ます。
かわいいんですよね。

 

 

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この紬は、前回のコーディネートで藍の帯を合わせてなんかくどい感じになってたのですが、今回白っぽいこの帯を合わせてリベンジです。
 
このままでは、9月に入ってから真夏のコーディネートをご紹介することになりますが、今年下した浴衣などもあるので季節無視していきたいと思いまーす。